粋とセクシー①


粋とセクシーって似てません?


これは私のイメージですが
粋はカッコ付けの上位互換で
セクシーはエロスよりも清らか。


これらは何かを見せる・伝えるといった表現において

 自分から出しゃばるのではなく
 あえて相手に行間を読ませる


といった、
奥ゆかしい手法を取るところが
なんだか似ているなぁ〜と思います。

今日はそういう話。


粋とセクシーからは遠いもの

ファッションや見た目、所作だけでなく
醸し出す空気感や間合いにおいても言える。

・全出し
・自己主張強め

なんてのは、もはや粋やセクシーからは遠い。

どちらもポイントは、
その見た目や雰囲気を
「あえて控えめに」演出しているところ。

そのものの本当に良いポイント…
いわゆる見せどころというのが理解しているから
その箇所だけを出すことができるのです。


ここをよくわかんないままやってしまうと

「何を考えてるの?!」というすれ違いや
ただのカッコつけ、
ただのお下品、
ただの匂わせで終わるなど

まぁ残念な結果になる可能性がある。

粋やセクシーに必要なもの


ここまでも
ここからも
私の勝手な憶測ですが


不発に終わらない粋やセクシーに必要なのは

・基礎的な表現方法を理解している、かつそれができること
・人生経験値が一定以上あること

なのかなと思います。

基礎的な表現方法とは、
自分の素直に気持ちを理解しており
その言葉選びにおいても過剰でも過小でもない状態で
シンプルに相手へと届けられること。

キャッチーな言葉を選ぶだけで
その本質を分からないまま使い回す言葉遣いなんかは
セクシー未到達の青さそのもの。

人生経験値とは、
まぁそういった表現を身につけるのは
社会に出て数年なんかではどうにもならない。

様々な人と、浅く広く薄く濃く付き合い、
投げるだけでなく受け止めることを続ける…
ってなるとまぁ自然と人生経験値が上がっていると同義ってことでしょう。

人と関わることを避けたり
上手いこと誇大に見せることに長けた人に
相手の受け止め方をはかることのできる
粋やセクシーの深みが出るとは私は思えない。


粋やセクシーの年齢

そのためなのか
粋もセクシーも
若者よりも45歳以上の方が似合うし
使いこなし方が俄然上手い。

(年齢は人によって前後はあれ
 まぁ適当ではありますが
 あながちこの辺じゃないでしょうかね)

大体20〜30代なんて
知り得たことは言いたくて仕方ないし
分かり合いたいし
伝え合いたいし
そもそもの雰囲気がフレッシュでメラメラしてて、どうにも目立つ。

ちょっとこの辺で一旦つづきます。


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