見出し画像

来年こそ小さな気持ちに感謝できる人になろう。

(写真 キム・ゴードン氏とその娘ココ・ゴードン・ムーア氏 https://naname.com/blog/new_index/2016/02/10/%E6%AF%8D%E5%A8%98/)

2023年は僕にとって喜びあり、涙ありの連続でした。「感情バグの上にも孤独」こと、草の上の孤独と申します。

年内最後のノートにしようと思いますが、今回は少し真面目かつ、僕もよくわかっていない僕自身のことを書きます。誰かが僕と同じような悩みを知ることは難しいかも知れませんが、少しでも前に進むための記録としてここに記そうと思います。長いと思いますのでごゆっくり。

僕自身のこと

「いきなり何⁉︎」とは思いますが、今回は僕の持つ「精神障がい」の話です。現在はADHDで「精神3級」を取得していますが、そのことに気づいて行動したのは30代に入ってからになります。きっかけは当時の職場の同僚から僕の仕事を見て「頭の病気」と揶揄してきたことでした。

似たようなことは小学生から言われていました。今となっては「先生も大変だったろうな」と思いますが、授業をクラスで受ける意味がわからず、隣のクラスの授業を聞きにいったりしていた子どもでした。ちなみにあんまり書くのはアレなんですが、まぁ、一人っ子です(笑)

ここには書けない悪いこともしちゃいましたし、自分の「何がどう人と違っていて悪いことなのか」がマジでわかりませんでした。それで一時的に支援級に入っていたこともありましたが、母が僕を叱りつけるのと同時に「支援級になんか入れられたら恥ずかしいから私がお願いしてきたんやで!」と「感謝して!」みたいに言われたので、叱られるのを避ける為、なんとか授業に適応できるように小学校を卒業はもちろん、それ以降も普通級で過ごしてきました。

もちろん、学校生活が平穏無事に済むわけがなく、運動神経が鈍いことで体育の球技やリレーでチームが負ければ僕のせいにされてきましたし、他の科目も難しく、書字障がいもあったので、板書についていくのもやっとでした。そんな感じなのでいじめは受けていましたし、僕の方もせっかく座って聞けるようになった授業中にクラスメイトから妨害されては反発していました。

力が弱いくせに掴み合い、殴り合いのケンカを起こしては負けてよく泣いていました。中学生になればタバコも吸うような人が出てくるので、似たようなことの繰り返しでしたね。まぁ、小学校で一緒に遊んでた友だちが中学でタバコを吸い出してヤンキーに混ざってるのは驚きましたし、嫌でしたね(笑)

ただ、基本的に従順な子どもだったので不登校はしていなかったのと、先生にはよく相談していましたね。ただ、中3になれば受験でこれまでのようなことは何もなかったですし、金銭を要求されなかったのは幸いでした。

ただ、社会に出てから僕が小、中学で受けた違和感や暴力がトラウマになり、僕の特性をからかって執拗に殴ってきた人と上司の雰囲気が似ていたりすると、子どもの頃みたいな立ち回りはできなくなりました。何というか、学生の頃にはあった以前のタフさがすり減っていましたね(笑)

独自のものが好きな子どもだった

さて、もう少し子どもの頃のことを話しますが、僕は人形を使った闘いごっこが大好きでした。それでもう恥を捨てて書きますが、25歳ぐらいまで続けていました(笑)「やめろ!」と母(故56歳。腎不全と闘病して亡くなっています)は世間体を気にしてガミガミ注意してきましたが、自分でもやめられないんですよね。

当時の遊び方を説明しますと、例えばウルトラマングレートのフィギュアと∀ガンダムのフィギュアがあったとします。それをウルトラマンなり、ガンダムなりのストーリーではなく、独自のストーリー内で遊ばせるんですよね(笑)

あとはジャンプのマンガのアニメで「続きはこんなキャラが出るんじゃないかな?」と思ったら頭の中でざっくりストーリーを作って、そのパートが完結するまでやめないという、当時の僕からすれば創作したストーリーを人形を動かして再現する意味のある行動だったのですが、やっぱり意味不明だったと思います(笑)

ゲームに関しても同様で、ストーリーはあるのに全く別の設定を持ってきてしまう感じです。幼少期からゲームソフトを買ってもらえず、テレビゲームをさせてもらえなかったのもありますが、成人して自分で買ったものも同じゲームソフトで飽きずにずっと遊んでいたことが多いです。ハードは、PSはPS2で止まっていますし、Switchはあるのですが、なぜか画面酔いすることが多いですね(笑)

そんなこんなでコミュニケーションに困ったこと、最近、困っていることといえば漫画やアニメの話題です。まぁ、フィジカルがクソ雑魚なので、そういった趣味のある方と縁することが多いです(ロジカルも雑魚ですが)。ただ人形遊びの件であるように独自でストーリーを広げる癖やツッコミがどうしても出てしまうのであまりちゃんとは読めません(最近はYouTubeの「みんなの反応集」を流し見してキャラのことを知って少し返すようにはしています)。

実際、ドラゴンボールやセーラームーンの話題になった途端にテンションが上がる男子とか女子が、僕がアニメを見ていないのでわからなかったですし、最近もその現象が僕の周りで起きたのですが、今もわからないです(話数が多いので、すみません)。人間関係なので合わせることもできるのですが、今になって僕からできるのはヤムチャの件を聞いたり話すだけですし、やっぱりインディーロックの方が興味があるのでそちらに傾いてしまいますね。あ、1話はYoutubeで初めて見ましたが、セーラームーンって中学生なんですね!高校生だと思っていました(笑)

音楽はそんなにジャンルを知らなくても聴いてみて広げられるので僕にとっては興味が尽きないですし、「洋楽は歌詞がわからない」と女性から言われても和訳を調べて理解することはできます。和訳、解説を書いてくださっている方には感謝して読んでいます。

ただ、同じ洋楽のバンドでも日本でなじみのある「Kiss」「Bon Jovi」「Queen」などはあまり聴かないです。「Queen」は映画の「ボヘミアンラプソディ」でちゃんと知りました。後追い世代なのでそのあたりはすみません(汗)ハードロックで一番聴くのはツェッペリンですね(笑)思い返せば、オトンが「ビートルズ」や「CCR」が好きなので、上3つのバンドは話題に出たことがありません。そんな背景もあり、自然と触れて馴染んでいったのも60年代でした。オトンは今はテイラーとかガガ様が好きですね(笑)

作曲も趣味でしているので「キスボンQ(まとめるなw)」のアルバムも知っていますが、僕から深く掘り下げたりはしないですね。ただ「洋楽ロック、好きやで!」って言ってた人の好きなバンドが「キスボンQ」だったので、音楽でのコミュニケーションも実際は難しいこともありますね(笑)

感覚を周りに合わせていく。だけど「自分」も必要。

これは永遠の課題で、僕自身が人とは違った目線で物事を捉えているのは認めます。ただ自分の興味が実在する、あるいは実在したバンドである以上、日本では馴染みがないだけで興味を持つことをやめることは難しいです。実際、一人になったらThe Smileの「Wall of Eyes(Single)」からCANの「Future Days」を聴いたりしますし、ややとっつきにくさはあるのですが、そういったものに限って不思議と飽きないんですよね。僕はね(笑)

ただ、やはり人間関係ということで、現在の事や、周りの興味にも目を向けないといけないこともわかります。疲れて一人になりたいときもありますが、
僕の好きなものだけは面と向かって、「知識としてベラベラ語る」のではなく、こうした場で「なぜ、どのように、どういった点で評価されて好きなのか?」を楽しく、僕の言葉で綴っていこうと思います。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました!

これを書こうと思ったきっかけは同じ障がいを持つ方と話す機会があって、その方が楽しそうにコミュニケーションを広げているので、僕の視点から見ればすごく不思議に思いました。また僕の人間性から残念なことも起きてしまいました。

人生経験や自身の物の捉え方、感じ方はあるのですが、アラフォーからでも「自分」のコミュニケーションで誰かを笑顔にできるように、自身と向き合っていくつもりです。ここは日本ですから、日本にいる以上、ある程度、細かいのは受け入れます(笑)

だけど、「頭の病気」と揶揄してきた同僚と、これまでの方にひとこと……

精神手帳を取得するまでにすごく時間がかかりましたし、手続きに関するフローチャートみたいなのも知りません。僕の場合は親切な方なのと、取得して終わりではないので現在も行動していますが、仕事中のそういった発言はトラブルにもなりかねませんので注意した方がいいと思われます。

それではみなさま、よいお年を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?