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私の恋愛がずっと不安定だった理由。

数ヶ月前にお付き合いしていた人と別れてから、自分と向き合う中で、自分自身について色々とわかってきました。

私は普段、周りの人から「真面目」「しっかりしている」「仕事が早い」など言われることが多いのですが、恋愛となると一気に不安定になり、自分で自分の感情や気持ちをコントロールできず、めちゃくちゃ重い女になり自爆したりして終わってしまった恋愛が今まで多かったです。
仲の良い友達にこのことを話しても
「え!?めちゃくちゃ意外だわ」と言われたり。
でも自分自身が1番このギャップに戸惑っていてキツかったです。

そんな自分が嫌で、嫌いで、辛くて、最初カウンセリングに行ったりして自分自身を変えようと思ったこともありましたが、それでもずっと原因がわからず結局7年くらい時間が経っていました。

しかし、今回徹底的に自分の本心と向き合って気づいたこと。それは、
「私はずっと親に甘えたかった。甘えられなかった幼少期の寂しい気持ちを、今になって彼氏で埋めようとしていた」ということでした。

私は長女として生まれ育ちましたが、何せ不器用な性格ということもあり、自分の感情や気持ちは誰にも見せず、自分の中で無かったことにして生きていました。
今思えば、親に甘えたい気持ちも実はあっただろうに、母親にわかりやすく甘えている妹を横目に見ながら、いつの間にか羨ましいという気持ちも持たなくなっていました。
感情を見せないように過ごしていく中で、喜怒哀楽の感情があまり無い(感じにくい)性格になっていったように思います。

父親とも「おはよう」「いってらっしゃい」くらいの最低限のコミュニケーションしかとらない関係。関心を持たれたことも全く無く育ちました。

でも私にとったらそれが当たり前の家庭の形。
習い事は色々させてもらっていたし、奨学金無しで私立の大学まで出させてもらえて、感謝している部分ももちろん沢山あります。


ただ彼氏と数ヶ月付き合うと、ちゃんも彼氏から愛情をもらっていても、勝手にどんどん不安になっていってしまう自分の恋愛。
過度な嫉妬、束縛、試し行動など。
自分がどんどん嫌いになりました。

自分には見捨てられ不安があったんだと思います。
「この人も父親同様、いつかは私から去って私に関心を持たなくなってしまうのではないか」
そんなふうに異性の親からの愛情を知らない私は、無意識にずっと自分の中で考え怯えていた気がするのです。

恋人と付き合う中で、彼氏のモラルの無さや
自分に対する傷つく言葉に違和感を覚えながらも離れられなかったのは、
「彼氏の傷つく言動よりも、自分の素や感情を出して甘えられる存在を失う損失の方が自分の中でははるかに大きかったから」だとわかりました。


それらに気づいた時、私は自分自身に対して
「今まで本当にごめん」と思いました。
自分が自分のことについて何もわかっていなかったから、ずっと感情を無視して、甘えたい気持ちを我慢して、勝手に自分を嫌いになって責めてきてしまいました。
本当は親に沢山甘えたかったし、関心を持たれたかったし、コミュニケーションもたくさん取りたかった。


家庭環境が実は知らないところで、恋愛や人生に沢山影響を与えているということ。
自分の問題を知らず知らずのうちに、彼氏で埋めようとしてきたこと、とても無責任で今まで付き合った元カレ達に対しても申し訳なく思います。


大人になった今、自分を癒せるのは親でも彼氏でもなく自分しかいない。
本心に気づくことは本当に大切です。意識していないと、自分でも自分の本心に気づかない。
だからまずは自分から湧き出る感情や気持ちを無視しないように、自分を大事にしながら生きていこうと思っています。

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