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「夢中ポーカー」ルール改訂~[Ver.2.0]公開のお知らせ!

(当エントリーは先日発表した「夢中ポーカー」のルール改訂の告知エントリーとなります!ルールを先に確認したい方はこちらの記事をご覧ください。)

先日のnoteで発表した「夢中ポーカー」すでにたくさんの方に使っていただきありがとうございます!その中で、Peatix Japanの藤田祐司さんに実際に使っていただき、素敵な記事を書かれていたので、じっくり読ませていただきました!

その中で祐司さんから以下のような提言があり、とても興味深く拝見しました。

進行順の⑨-2で記載した
"Aさんの予想が外れた場合 : Bさんはそのカードを自分の手元に戻します"
に関して、Bさんが上手に語ることである意味"勝った"状況になるのに、そのままカードが手元に戻ってくるのは納得感が低いという声がありました。
そこで考えたのですが、例えば、進行順の③の手元のカードを場に2枚出す際に、もう1枚を違う山に出します。(つまり手元のカードは5枚になります)
で、その山を別に置いておき(その山をC山とする)、⑨-2で語る側が"勝った"際に、C山から1枚引き、語ったカードをC山に戻すというルールを設けます。そうすることで、他の人のカードを手に入れる可能性が高まりゲーム的には有利になると思われます。この改善案を取り入れると、より盛り上がるかなと思いますが、あずさん如何でしょう?

はい、実際にデバッグも兼ねてやってみました。「素晴らしい改善案」です!!

祐司さんの提案頂いたルールを採用し、実際に8月4日に「夢中ポーカー」をやってみました。結論としては、こちらを公式ルールとして採用します!ルールの改版要素は以下の通りです。

ここまでは従来ルールと一緒で、変えるのはここからです。

夢中カードの手札が決まったら、その中の任意の1枚をうらっかえしにして、テーブルの中央に置きます。プレイヤー全員がカードを1枚ずつ出して、テーブルの中心に山を作ります。

そのあと、夢中ポーカーがはじまるのですが、手札は「5枚」で進みます。5枚、他人の書いたカードがそろえば勝ち抜けです。

以下が、変更になった後のルール説明になります。別の記事で改版ガイドとしてまとめているので、全体の進行の流れはそちらをご参照ください。

変更箇所だけ説明すると、親が不正解だったときの子のアクションに変更があります。初版ルールでは「出していたカードを手元に戻す」というアクションでしたが、改版後は「出していたカードを中央にある山のいちばん下に入れて、カードの山から1枚カードをとる」としました。祐司さんによる改訂案の通りです。

この改訂により、「子」が「親」をだませた場合のインセンティブが発生し(自分のカードを1枚きってチェンジできる)よりゲーム性が増しました。

また、これは副産物ですが、カードを5枚にすることで、1ターン終了までの時間が短縮されました。ワークショップ内でも使いやすくなり、何巡もすることでより相互理解が深まりやすくなります。

参加者にも好評でしたし、今後はこの「中央に山をつくる」ルールを「公式ルール」とできればと思います。

また、細かい変更ですが「ただし、自分が書いたワードとかぶっている他人のカードがある場合は自分のカードとみなす。」というルールを今回の改版で削除しました。数回やってみて、同一ワードが想定以上に多く、ゲームとして成立が難しいのと、プレイヤーがルールの扱いに混乱することが多かったためです。ただし「他の人が書かないような項目を書くのがおすすめ」というファシリテーターからのアナウンスは、バラエティに富んだ夢中が出てくるのをうながすために、推奨とします。

今後も「夢中ポーカー」に寄せられたご意見は、いいものはどんどん採用していこうと思います。みなさまと一緒に育っていく夢中ポーカー、ぜひともみなさんも使ってみて下さい!そしてフィードバックをください!一緒に「夢中がとけあう瞬間」を創っていきましょう!

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