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【エッセイ】決して自慢できるような人生じゃない

好きな人の事はなんでも知りたい。
良いことでも、悪いことでも。
少しでも知って、その人に近づきたい。
たとえ近づいた気になっているだけだとしても。
それが不器用な僕の、愛情表現だから。
好きな人の事はなんでも知りたい。

明日ノしん太

みたいなポエム的なのをたまに書きたくなる明日ノです。

今日は体調が悪いので、短めの文章で。

ポエムみたいなものを書いた事は、だれしも1度はあるのではないだろうか。
それをポエムとは自覚していなかったとしても、自分の気持ちを短い言葉でまとめたこと、あるのではないだろうか。

僕はある。
なんなら昔、SNSで発信したこともある。
イラストと文章をあわせて書いたこともある。

今思い返すと顔から火が吹き出そうである。
が、決して消したい過去ではない。
そういう小さな経験ひとつひとつで、いまの自分が形作られているからだ。

僕は別の誰かに生まれ変わりたいとか、過去に戻りたいとかは一切思わない。

「あの時こうしていたらどうなっていたかな」
「あの楽しかった頃にもう一度戻りたい」

など、考えたり話の流れで口にすることはあるが、本気であの頃に戻りたいとか、別の選択をしたいとは思っていない。

人生とは一つだから価値があるのだ。
唯一無二だから僕の人生なのだ。
物語のように何者かの手によって書き換えられるような人生はごめんだ。

いま、どれだけ苦しかろうと、逃げたいと思っていようと、この人生が俺の人生でたったひとつの命だ。
それに誇りを持っている。
何も成してないし、決して自慢できるような人生じゃない。

でも失いたくないものがある。
大好きなものがある。

それを死ぬまで持ち続けられるか自信はない。
でも、それも含めて僕の人生だ。

だから僕はこの人生を、明日からも生きていく。

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