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相続税取得費加算の試算アプリとイラスト解説

今回は「 相続税取得費加算の試算アプリ 」を取り上げます。相続税の申告が済んだ後、生活環境の変化から、相続財産を譲渡することもあるかと思います。現預金が少ない場合、相続税の納付の資金繰りの関係で、相続税の申告納付の前に、一部の相続財産を譲渡するような検討をすることもあるかもしれません。

そのような場合、相続税取得費加算という制度があり、適用できれば、所得税・住民税の譲渡所得の税金を下げる効果があります。

但し、適用要件や計算式も、やや難しいものとなっております。

また、「小規模宅地等の特例」という土地の評価減の制度を受ける場合、譲渡する時期にご留意ください。相続税申告書の提出前に譲渡しますと、ケースにもよりますが、小規模宅地等の特例が否認され、相続税が下がらない場合もあります。

譲渡のタイミングは、早すぎても、遅すぎてもダメでして、適切な時期があります。よって、相続対策や譲渡対策から、極力お早めに、税理士にご相談頂くのが大原則です。

このように、譲渡などの資産税関連は、高度な税務知識を要しますので、原則として、税理士への相談をお勧めする部分ではありますが、セルフチェックもできるようにアプリを開発しました。

ホームページに、イラストによる税法解説と、無料アプリがありますので、是非ご覧ください! ↓


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