消費税のお悩み事例・いつまでに届出書を提出?アプリと解説
今回は「消費税の各種届出書」を取り上げます。以下は、税理士として頻繁にご相談を受けるようなお悩みの事例です。ある経理職員様のお悩みです。
・免税事業者ですが、将来的に大型投資があり、このままだと還付が受けられない
・免税事業者ですが、インボイス制度の適格請求書発行事業者になりたい
・課税事業者を選択していますが、免税事業者に戻りたい
・各種選択届出書の提出期限までに提出するのを失念してしまい、早めにリカバリーしたい
・資金繰りの関係で、1か月毎・3ヶ月毎に早めに消費税の還付を受けたい
・課税期間の短縮したはいいが、決算の手間と税理士報酬が気になるので、短縮をやめたい
・原則課税方式ですが、試算したら簡易課税制度の方が納税額的に有利だった
・簡易課税制度ですが、将来的に大型投資があり、このままだと還付が受けられない
・災害や新設・開業など特殊な状況なので特例的な措置を受けたい
これらについては、自ら有利な消費税の制度を選択していく必要があります。各種選択届出書については、それぞれ提出期限がありますので、日常的に留意しなければいけません。後出しが、原則として認められていないということですね。但し、一部提出時期の例外などもありますので、混乱する部分かと思います。
原則として、税理士への相談をお勧めする部分ではありますが、セルフチェックもできるようにアプリを開発しました。と、言いますのも、この提出期限がネックとなっており、経理のベテランや税理士などのプロでも提出を失念するようなミスが多発している状況ですので、皆さん自身でもダブルチェックする姿勢が重要となってきております。
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