Asumin note 37「若者たちの未来を育てる」
日本では少子高齢化が進み、2030年には65歳以上の割合は総人口の3割に達する一方、生産年齢人口は、総人口の約58%まで減少すると見込まれています。当然、子どもは少なくなる一方で、将来就くことになる職業の在り方も、技術革新等の影響で大きな変化が予測され、先行きは不透明です。そのような状況の中、2022年5月に経済産業省が発表した「未来人材ビジョン」によると、18歳未満で「将来の夢を持っている」と答えた子どもが、他国が80~90%を超えているのに対し、日本では60%しかいなかっ