aiku

絵本作家になりたい 小説家になりたい 2児の母親です。 宜しくお願いします😇

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最近の記事

旦那の裏切りの先にあったものとは#3

母は手は出してこなかったが 常に怒っていた 「女の子らしくしなさい」 「残さず食べなさい」 「勉強しなさい」 「早く寝なさい」 「弟の面倒をみなさい」 「洗濯物をたたみなさい」 「お風呂掃除をしなさい」 「あれを買ってきなさい」 あれしなさいこれしなさい。 父に手をだされている時はただ見ていた。 母は自分の言うことをきかないと すぐ父に報告していた。 誉められないことが当たり前だから 誉められたいとも思わない。 大人になって 職場の上司に「小さい頃誉められて育った?叱られてば

    • 旦那の裏切りの先にあったものとは#2

      父は意味もなく手をだす人ではなかった 自分達の言うことを聞かないとき 箸の持ち方やつくえにひじをついてしまったり、きょうだい喧嘩をすぐにやめなかったりなど… 母親の言うことを聞かないとお尻を蹴られたり、少しでも反抗的な顔つきになっていると 「親に向かってなんだその目つきは」 と頭や頬を叩かれた。 「殴られないだけ俺の時よりましだ」と口癖のように言っていた。 私は夜中によく目をさます子供だった よく父の声が聞こえてきた 「あいつらは何にもできない」 「あんなにできないなんて俺の

      • 旦那の裏切りの先にあったものとは#1

        食事中の父はいつも幼少気の話をしていた。 3歳から働かされていた 親に怒られ罰としてお灸を背中におかれた お前たちは、働いてもないのに食事もできて贅沢だと お酒を飲みながら大声で 食事の時間は辛い時間で苦痛だった 3歳の私はまだ上手に食事ができず 父によく怒鳴られていた 必ず机を叩きつけ 「なんだその食事の仕方は」 「何度言ったら分かるんだ」 最初は怖かった父の怒鳴り声もだんだん慣れてきて 麻痺してきた。 父から見えないように焼酎ビンをずらし、自分の手元が見えないように隠す技

        • 旦那の裏切りの先にあったものとは#0

          もの心ついたころから 何で生きているのか 何でここにいるのか 考える日々だった それがいつしか 死にたい 死にたい 痛くなく簡単に死ねる方法を考える日々に変わっていった

        旦那の裏切りの先にあったものとは#3