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先生が多忙の理由

コラムにしなくても
この記事に書いてあるんだけどね


教員が多忙化する理由

それは

証拠残しの作業が膨大だから。


「なんかあったときに市民に説明がつくように」

って目的で作らなきゃいけない書類が多すぎなの。

例えば、
生徒に何かアンケートとってください
って指示が教育委員会からくると

項目が30とか50とかあって
クラスが40人いて

それ集計するの担任の先生なんですよ

はい、いいえ、どちらでもない
フリーコメント
みたいなのを

全員分をエクセルとかに集計するわけ。
しかも集計ベースがもらえるわけでもなく、
集計表の作成からやるわけですよ。

しかも各担任でバラバラな集計表使って、中にはまだ手書きで集計する猛者とかいるわけ。

それをさらにまとめるのは教頭先生だったりしてね。はい、これでみんな3時間はアンケート作業。


ちなみにこのアンケート結果が何に反映されて
どう活かされたかなんて

地球外生命は存在するのか
の謎と同じレベルで
謎。

みたいな書類が

週に1つや2つや3つでは済まない。


もーーーーし
なんか起きた時に


教育委員会がちゃんとアンケートとりました。
ちゃんと事後報告書を作成してました。

っていうことが言えるためにやってる。

ちなみにちょっとややこしい計算だけど
(興味ある人だけ読んでね)

高校の先生の週の授業時間はだいたい15〜18時間ある。

で先生が授業するのに
なんの準備も勉強もせず毎回挑めるかというと

授業って結局、毎回40人の前でプレゼンするみたいなものだから、

去年と内容が多少同じであっても

毎回目の前の生徒は変わるし、ソラで何の準備もせずに授業するなんて怖くてできない。

当たり前だけどすべての授業に対して
何かしら資料を作成したり準備したり
時間配分を考えていったりしてるわけですよ。

週に18時間の授業に対して1時間ずつ準備したら
それだけで36時間、

もちろんみなさん記憶にあると思いますが
先生って授業以外は姿を表さない希少な生き物ではなく、
常に生徒から相談されたり、
時には雑談したり
居残りに付き合ったり、部活行ったり
あるからね

アンケートの集計毎日2〜3時間もやってたら
それだけで余裕で週の労働時間40時間超えますよね。

ってこと。

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