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コンサル志望の大学院生だった私が大学院を中退してPOLに新卒入社する理由 vol.2 ~自由と責任~

以前Facebookで書いた内容をnoteにも残しておきます。
働き始めて1ヶ月たった今、もう1度初心を振り返ります。

絶望から始まった就職活動

学部の3年生で就活を始めたので、ほんとに長い就活だったなと思います。
4年生の時の就活は、本当に辛くて…
何がやりたいかわからないし、内定も出ないしで、最後の方なんかは、何のために生きてるんだろうとまで考えて相当病んでいました。
今のところ人生で1番辛い時期だったと思います。

このまま続けても、納得のいく就活はできないだろうと思い、就活をやめて進学することにしました。

何がしたいか、できるか、すべきか模索し始める

なので、院試が終わってからはとにかく色んな人に会って、自分は何がしたいのか、何ができるのか、何をすべきなのか模索し始めました。
そこで会った人の1人が、当時POLでインターンをしていた酒井さんで、最初はあまり深く考えず、とにかくやってみよう!と思ってPOLでのインターンを始めました。

インターンは、正直めちゃくちゃ大変で、辞めたいなと思うこともありましたが、それ以上のやりがいがあり続けてこれました。
自分が理系就活の大変さを体感していたので、そこにあった課題をLabBase(https://labbase.jp/)というサービスで少しでも解決するんだという想いが原動力でした。

そんなこんなでインターンをしていたのですが、M1になってまた就活がスタートしました。
最初は全くPOLに入社するつもりはなくて、コンサルとかベンチャーとか、とにかく色んなインターンに行きました。
インターンが落ち着いた去年の12月、今度はどの会社も良く見えてきて、ぐるぐるし始めたので、本格的に自己分析をはじめました。
あれこれと考えて、``それっぽい就活の軸``ができました。
同時に色んな方に相談に乗っていただいていたんですが、話してる自分も聞いてくださってる方もなんかしっくりこないまま、もやもやが続きました。
ただ、この頃、いわゆる成長できる会社に目的が曖昧なまま入って、やりたいことを探しながら働くのは違うな、というのだけ明確になりました。
やりたいことなんていつ見つかるかわからないし、そんなふわふわした状態では自分はたいして成長できないだろうなと思ったからです。
だから、今この瞬間でいいから1番成し遂げたいことに挑戦してみて、その中で成長しようと決めました。
私は、自分が大学や高校で関わってきた人たちのことを、とにかくすごいな、優秀だな、かなわないなと思って尊敬していたので、何らかの形でその人たちの役に立ちたいなと思ってました。
なので、みんなの就職するようなメーカーのコンサルができたら、やりがいを感じられそうだな、とばくっと思ってました。

3月のPOL全国合宿が転機に

3月はじめにPOLの合宿に呼んでもらい、それが全部の着火剤になった気がします。
それまで、見ていなかった(ある意味見ないようにしてた?)けれど、自分の実現したい世界観を1番実現できる会社がPOLだったんです。
「研究者の可能性を最大化するプラットフォームを創造する」というPOLのミッションにすごくすごく共感していて、私の大好きな先生、先輩、同期、後輩が研究する環境をもっと良くしたいなと本気で思いました。
ポンコツで実験が苦手だった自分ができることってこういうことなのかなと。
帰ってからも、何日も冷静に考えて、でも考えるほどやっぱりPOLしかないなと思いました。
今までごちゃごちゃしてた考えがすっきりまとまりました。
中退自体は前々から考えてはいて、20代の1年を自分の力が1番発揮できる場所ですごしたいと思っていました。
なので、POLで働くなら今春からだというのは、自分の中では自然に決まりました。

決めたあとが一番大変

ただ、そこからがとにかく大変で!!
自分で決めたはいいけれど、親にとっては青天の霹靂。
毎夜泣きながら自分の想いを伝え続けて、やっと25日の卒業式の日に退学届を出すにいたりました。
正直、父は納得してないのですが、あと私にできることは、これから頑張って成長した姿を見せることだけなのかなと思ってます。

ここまで自分の意思を通したのは、本当の意味で自立して、自分の足で立って人生歩んでいきたいと思ったからです。
人の目を気にして、窮屈に生きてきた自分から抜け出したいと思ったからです。
自由と責任はセットだとよく言われると思いますが、本当にそうだなと思っていて、少しでも親の意向を反映した不自由な意思決定をすることは、親と責任を分け合っていることになります。
育ててくれた親へ感謝することは大切ですが、だからこそ自分1人でやっていくよ、やっていけるよというのを見せることが本当は大事なことなのかなと思い、自分で全部の責任をもつ覚悟をしました。
今回は、常日頃の信用がなくって、言葉でしか覚悟を伝えられなかったけど、ゆくゆくは成長した姿を見せて、1人前になったなと思ってもらいたいです。
こんな一丁前ぶったことを言っていますが、恥ずかしながら金銭面で最初頼らざるを得ないのが現実なので、将来は家族を旅行に連れて行ってあげたりして返していきたいなとも思っています。

今回、家族とたくさん話した中で、1つとても大きな気づきがありました。
それは「家族の愛情がいかに大きいか」です。
正直、両親祖父母がこんなにも私のことを心配してくれると思っていなくて、人生で1番愛情を感じました。
`普通`の就活ではたぶんここまでの愛情を知ることはなかったと思います。
(心配で愛情をはかるとかメンヘラの極みだなーと思いますが笑)
色んな複雑な思いで送り出してくれる家族を安心させられるように、そして幸せにできるように、人として成長していきたいと思います。

長々と書きましたが、この覚悟を忘れずに、働くことを通してより多くの人を幸せに、社会を良くしていけるようにこれから頑張っていきます!!!


広報の勉強のための書籍購入にあてたいなと思います! もっとPOLの魅力をを発信したい!!!