岡田あすか

スタイリストをしています。お洋服に関することならなんでも。ファッション、アート、音楽、…

岡田あすか

スタイリストをしています。お洋服に関することならなんでも。ファッション、アート、音楽、映画、その他色々思ったこと感じたことを綴っています。

最近の記事

”アフロ民藝”とは?「シアスター・ゲイツ展」

先日「シアスター・ゲイツ展」へ行ってきました。 正直全く知らず、「ちょっと時間あるし何かいい展覧会やってないかなー」と探していたところ目につきました。 全然現代アートへの理解ができていない私ですが、先日の美術館で発見した自分の新しい感覚にちょっと響き、(こちらの記事です↓)なんとなく今の気分で行ってきました。 まず、シアスター・ゲイツについて とりあえず、常滑にいた、ということに親近感湧くw そして彼の提唱している「アフロ民藝」とは? なるほど、わかるようなわから

    • 新しい自分の感覚を発見。コスチュームジュエリー展@愛知県立美術館

      愛知県美術館で開催中のコスチュームジュエリー展へ行ってきました。 コスチュームジュエリーとは、宝石や貴金属を用いず、ガラスや貝、樹脂など多種多様な素材を用いて製作されるジュエリーのことをいいます。 初めてコスチュームジュエリーを製作したデザイナーのポールポワレから、シャネル、スキャパレリなどの作品、ヨーロッパから始まりアメリカにわたり世界中の女性を魅了した数々の作品を歴史を追ってみることができます。 どの作品のうっとりするものばかりなのですが、ここでは個人的に好きだった

      • 『関心領域』を観て

        『関心領域』観てきました。 私にとって世の中で一番怖いこと、悲しいことは「無関心」だと思っています。 ただ、この映画を観てからは、私はいま自分が関心領域のどこにいるのかが分からなくなりました。 話は興味ある方ならもうご存知だと思いますが、 アウシュビッツ強制収容所の所長家族の話。 現代のわたしたちと同じように、家族で出掛け、一家団欒をし、庭を愛でる。 ただ、壁を隔てたそのすぐ隣は強制収容所。 鳥の囀りと同じく聞こえる銃声や叫び声、ユダヤ人を運ぶ汽車の音、そして壁の

        • 「なぜ最終日!!オルゴールミュージアム展inNagoya」

          先日、オルゴールミュージアム展へ行ってきました。 面白そうだな、とは思いつつも年末年始を跨いでいたイベントということもあり、気がつたら最終日でした。 想像以上に充実した内容で、とても面白かったです。 世界最古のオルゴールから、 宝飾 時計・シリンダーオルゴール ディスクオルゴール・オートマタ・ 蓄音機・大型自動演奏楽器 など、自動演奏楽器の歴史が実際に音色が聞けて体験。 なかでも100年前の自動演奏装置が組み込まれたスタインウェイ社のピアノで、「ラプソディ・イン

        ”アフロ民藝”とは?「シアスター・ゲイツ展」

          銅版画の技法を知った『長谷川潔展』

          先日、稲沢市にある稲沢市荻洲記念美術館に『長谷川潔展』を見に行ってきました。 これもすごくナイスタイミングなんですよね。 実はこの画家は最近知ったばかりで・・・。 それもたまたま観ていた「なんでも鑑定団」でw。 「ん?この画家さん誰なんだろう?」 「へえ〜、他の絵も見てみたいなあ、」と思って名前を記憶していたところ、たまたま今回地元で「長谷川潔展」が開催されることを知り、なんてラッキー!と赴きました。 まず、今回この展覧会で始めて銅版画の技法を詳しく知ることができまし

          銅版画の技法を知った『長谷川潔展』

          [美術館レポ]食わず嫌いはやめようと思った寺田倉庫界隈

          先日友人と寺田倉庫界隈のミュージアムを散策。 まずは『TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展』に。 こちらの展覧会はIT分野で活躍されているコレクターの竹内真氏が、約5年前から収集をしてきた現代アートと家具のコレクションの展示。 正直現代アートってよくわからないのですが、こういうコレクターの方たちがいるからこそ、後世まで観ることができるのですね。 私も生きてるうちにコレクターになりたい。 ここの寺田倉庫ミュージアムWHAT、他の企画展も面白く、 『

          [美術館レポ]食わず嫌いはやめようと思った寺田倉庫界隈

          幾つになっても革新的な姿勢『デイヴィッド・ホックニー展』

          現代アーティストにはあまり詳しくないのですが、何年か前にネットでたまたま出会った「スイミングプール」に惹かれ、またどこかの美術館で出会わないかなー、と思っていたところ、今回東京現代美術館で開催とのこと。 これは見ないわけにはいかない、と出張ついでに行ってきました。 御年86歳。 絵だけ見ていたら全くそんなお年とは感じられない。 今回は初期の作品からつい最近のiPadでの作品まで。 今回はロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにおよぶ新作がメインのようでしたが

          幾つになっても革新的な姿勢『デイヴィッド・ホックニー展』

          芦雪の虎に顔を埋めたい『長沢芦雪 奇想の旅、天才絵師の全貌』

          大阪中之島美術館で開催中の中之島美術館へ。 『長沢芦雪 奇想の旅、天才絵師の全貌』が開催中。 伊藤若冲、曽我蕭白とともに「奇想の画家」の一人として、また現在は癒し系のゆるふわな動物を描く画家として若い子の間でも人気ですよね。 当時芦雪がそれを狙って描いたのかどうかはわかりませんが、実際に見ると感じるものがあるかな、と楽しみに赴きました。 芦雪の初期から晩年まで、といっても45年の生涯。 毎回こういう画家の回顧展で思うのですが、ぜひ各作品のところに(〇〇歳の頃)というキャプ

          芦雪の虎に顔を埋めたい『長沢芦雪 奇想の旅、天才絵師の全貌』

          はじめまして。

          はじめまして。 思ってることのアウトプットも大事だな、と思いnote始めてみました。  日々色々思うこと、感じることを同じ感覚の方に出会えたり、こう感じる人もいるんだなと思ってもらえたら嬉しいです。

          はじめまして。