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HSPが最強のメンタルを作る方法

この記事、結論から申し上げますと、最強のメンタルをつくるには睡眠・食事・運動が大事です。

なぜこのようなお話をしようと思ったかと言いますと、私はココナラでお悩み相談をしているのですが、悩みを抱えている人が精神科で働く私に求めてくるアドバイスは「目からウロコ!の精神療法」ばかりです。しかし、心の健康ばかり求めて、身体の健康を置いていくことはできません。

以前、心の健康を作るのに特効薬はないよという厳しいお話をしました。


この記事では、HSPの人に限らず、悩みを抱えている全ての人にお伝えしたい内容になっています。最強のメンタルを作るには睡眠・食事・運動が基本です。この基本の上に、様々な精神療法が成り立っています。

では、具体的に睡眠・食事・運動をどのようにすれば良いのかをお話していきたいと思います。この記事も動画にまとめていますので、音声・映像のほうが頭に入りやすいという方はぜひこちらもご覧ください。


睡眠

この話の中では極端なショートスリーパーの人は除きますし、個人の特性にもよりますが、1日7~8時間眠るのが理想とされています。しかもその7~8時間は、良質な睡眠でなければいけません。

お酒を飲んで無理に眠っても、お酒は眠りが浅くなりますので、質が悪い睡眠となって、結果疲れが取れない身体になります。お酒を飲まないと眠れないという方は、日中の運動量を増やしてみてください。お酒を飲まないと眠れないと言っている方、太っているか、手足は痩せていてもお腹だけ出ていませんか?

運動不足で夜眠れなくなって、お酒で無理に眠って、疲れが取れないから動く気力がなくなってまた運動不足になって・・・という悪循環に陥っていますよ。厳しく聞こえると思いますがお酒とたばこは健康から最も遠いことなので、厳しく言っていこうと思います。みんなで健康に長生きしましょう。


食事

当然ですが人は食べないと生きていけません。身体に負担がかかる食べ物を口にしていると、その不健康な食べ物の代謝にばかりエネルギーが割かれて、心の健康作りにまで栄養がいかなくなります。

様々な科学者の方が食事について研究されていて、色んな意見があるので、正直、何が正解か分かりません。ですからこの記事では、全員が言っていることをまとめてお話します。

まとめると以下の3つです。

①体に良いものを食べる
②罪悪感を感じながら食べる物は食べない
③極端な食事制限はしない

①体に良いものを食べる

栄養バランスを考えて、消化に良いものを食べましょう。

野菜、豆類、大豆製品、海藻類、きのこなど、イメージとしては旧石器時代の人が食べていたような食べ物が「身体に良い」とされています。(このイメージはくのいちの勝手なイメージです)


②罪悪感を感じながら食べる物は食べない

砂糖が沢山入ったジュース、お菓子、ジャンクフード、揚げ物、加工肉、カップ麺、マーガリンなど、明らかに身体に良くないと分かっているものがありますよね。

「この背徳感がたまらない。やめられないとまらない」と言ってお菓子を食べている方、私も甘い物大好きだったのですごく気持ちが分かるんですが、言霊で本当にやめられなくなっていきますよ。

もう自分でも、何が良くないか分かっていると思います。自分が口にしていて罪悪感を感じるものは、食べないようにしましょう。


③極端な食事制限はしない

糖質が良くないと聞いたからと言って、いきなり全く摂らなくなる方がいますが、糖質に限って言えば、急激に食生活を変えるのは身体に負担がかかります。

適正体重まで落とすために過度に何も食べなくなったり、その反動でドカ食いしてしまったり。

何でもそうですが、極端なことをすると長続きしません。自分が無理なく続けられる範囲で、長期間実践していくことが重要です。適正量、腹8分目の食事を楽しんでください。


運動

運動は、何もアスリートのように激しいことをしなくても良いです。1日20分程度、軽く息が弾むくらいの運動で充分です。

運動と合わせておすすめしたいのが瞑想です。

HSPの人は日中に多くの刺激にさらされて疲れやすいので、1日のうちのどこかで刺激をシャットダウンし、瞑想をすることで心と身体を休めることができます。

歩きながら瞑想をする「歩行瞑想」というのもおすすめです。言葉の通り、ウォーキングしながら瞑想をします。音楽も何も聴かずに、自分の心と身体の状態に目を向けます。10分~15分何もせずじっとしておくのが苦痛でたまらない人は歩行瞑想のほうが向いているかもしれませんね。

運動の最もおすすめな時間帯は朝です。朝から日光を浴びることで体内時計が整えられます。また、日光を浴びながら20分以上の有酸素運動を行うと、幸せホルモンであるセロトニンが生成されますので、頭の中のモヤモヤを晴らしてくれます。

良いと分かっていても皆しないんです。めんどくさいから。

でももし、精神疾患に罹って何か月も、何年も薬を飲み続けるという生活になるより、朝から20分だけ歩くほうが楽なのではないかと思います。

また、毎日自分と向き合う時間をとっていれば、自分という人間が見えてきます。自分の気持ちが迷子になるのを避けることができます。共感能力が高いHSPの人は自分迷子になりやすいですので、これでお悩みの方がいらっしゃいましたらぜひお試しください。


まとめ

心の健康ばかり求めて、身体の健康を置いていくことはできません。心と身体、両方元気で初めて「健康」です。心が風邪を引いたからと、そればかりを治そうとするのではなく、身体を労わって元気にしていく方法も考えていけたらと思います。


【活動紹介】

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病院内だけでなく、地域で作業療法を行っていくために、切り絵作家として独立したいと思っています。精神障がいや発達障がいのグレーゾーンの方を支援していきたいと思っています。この活動を応援してくださる方がいらっしゃいましたら、詳細をご覧いただけると嬉しいです。↓


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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。