すぐ怒ってくる人への対処法
以前、アンガーマネジメントについてご紹介をしたのですが、
私、怒るよりも怒られるほうが多いんですけど!助けてください!!
という方も多いと思いますので、この動画では、あなたの近くに、怒りん坊がいて辛い人に向けて、対処法をご紹介していきます。
今回の対象者はこんな人です。
怒ってくる人の対処法
①感情的にならない
相手の感情的な言い方に対して、こちらも感情的にならないようにしましょう。感情的になるって、言い返すことだけではありませんよね。相手から言われたこと以上に自分のことを責めてしまったり、自分の人生に絶望したり。
現実に相手から言われたことから離れて、感情的になるのはやめましょうね。自己否定が強くなっている時、人から1言われたら、あとの9割は自分で自分のことを否定しちゃっていますからね。
相手から怒られたことと、自分で自分を否定することは、イコールで結ばないようにしましょうね。
前回のアンガーマネジメントの復習です。人が怒る時というのは、自分が相手の理想や期待を裏切ってしまった時でしたね。
相手が自分に何を望んでいるのかをハッキリとさせるために、「恐れ入りますが、どのようにすればいいかご教示願えますか」と返しましょう。
「何を」「どのようにする」ことを望んでいるかがわからないと、また怒らせる可能性があるからです。
でも、くのいちがパワハラに遭っていた時を思い出すと、あの上司を目の前にして「恐れ入ります」って言える?いや、言えないよなぁ。って感じなんですよね。もう、パワハラほどに関係性が悪いと、その人の姿を見ただけで動悸がするじゃないですか。そんな中で感情的にならないって、無理な話なんですよね。
視聴者さまの中にも、「いや、『ご教示願えますか』とか言えない言えないって感じた方もいらっしゃるんじゃないかと思います。
そこで、これからご紹介する2つの対処法です。
②同じ土俵に立たない
感情的になっている相手を見た時に、同じ土俵で戦わないようにしましょう。
「相手に勝たないといけない」とは思わないことですね。
「君は使いものにならない!」と批判的なことを言われたとしますよね。
そんな時は、「あくまでもその人の主観に過ぎないから、聞き流す」という選択肢もあります。
「それってあなたの考えですよね?根拠はあるんですか?」って、頭の中でひろゆきさんになってください。
聞き流せないなら、自分がどのように感じて、どうしてほしいかを伝えるという手もあります。「直さなければいけないところは、以後気をつけます。しかし、使いものにならないとまで言われると、傷つきますし、ショックです」と、自分がどう感じたかを落ち着いて伝えます。
これも上司に言うのは勇気が必要ですよね。夫婦間のちょっとしたこじれくらいだったら、相手に伝えたほうが良いですね。
あくまでも、相手を言い負かそうとしない。
同じ土俵では戦わない。
こちらはあくまでも冷静で。
頭の中でひろゆきさんになって聞き流すか、自分の気持ちを伝えられる人は伝えるか。どちらの選択肢が良いかを自分で選ぶ必要がありますね。
これも認知行動療法の考えで、自分に起きる出来事は変えられないのですが、自分の思考や行動は自分で選ぶことができます。
自分が楽になれる選択をされてください。
③目の前にある物体を観察する
これは今までのとは少し毛色が違って、そもそもそんなに話を聞かないという方法ですね。(これは本書にあったわけではありません。)
相手が怒り出したら、目の前にある適当なものをじっと観察して、
「あの書類角折れ曲がってるなぁ。2~3cmくらいか?色はどうだ?何の変哲もない白だ。」
と、別のことを考えてやり過ごします。
相手の話が終わったら、「すいませんでした」と言ってその場を去ります。
以上です。
相手の話を耳に入れない。ただ時が過ぎるのを待つだけ。
その場はやり過ごせます。
でもこれのデメリット、きっとまた怒られます(笑)
はい。ちょっとふざけましたが、毎回同じことで怒ってくる人がいたら、もう相手も意地になって、感情をぶつけてきているだけの可能性もありますから、そういった場合にのみ、話を聞かなくても良いかなと思います。
相手が冷静に「ここはこうしてほしい」って伝えてきている時は真剣に話を聞いてくださいね。この③の、「目の前にある物体を観察する」はあくまでも感情的で非合理的な怒られ方をしている場合に限ります。
まとめ
今回は相手から怒りをぶつけられる場合の対処法をご紹介しました。
生きていたら人から怒られることはありますよね。
もしも、非合理的に、感情的に怒ってくる人が近くにいた場合は、今日の対処法を試していただければと思います。
アンガーマネジメントについて詳しく知りたい方は、こちらの書籍がおすすめです。自分自身が怒りに振り回されている人や、逆に、相手に怒れない人がどうすれば良いのかが書かれています。マンガなので、難しくないので中学生以上の方におすすめです。
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ありがとうございました!
記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。