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人生で関わってはいけない人5選

今人間関係で悩んでいる人はいませんか?

今回は人生で関わってはいけない人5選をご紹介します。

様々なYouTuberの人が人生で関わってはいけない人をご紹介していますが、くのいちのチャンネルでは、精神科作業療法士兼カウンセラー視点からもお話ができるかなと思います。しかも自分自身がHSPなんですね。私はHSPという性質を持っていますが、メンタルについて勉強することで生きにくさを克服しました。

この投稿は動画でも解説をしていますので、動画のほうが分かりやすいという方はぜひこちらもご覧ください。


関わってはいけない人5選

①考え方が合理的ではない人

マイナス思考や、感情的な決めつけをしてくる人、白黒思考がある人です。

現実的ではなく、極端に一般化した意味に捉えていて、身勝手な考えが多いです。

この独断的で合理的ではない考えを、「イラショナルビリーフ」と言います。急に聞きなれないカタカナ出すなよ!!って感じですよね(笑)

イラショナルビリーフがあると、不安、抑うつ、罪悪感、怒り、苦痛などの精神的苦痛を生じさせます。自分自身が生きにくい思いをしています。実際のカウンセリングでは、このイラショナルビリーフに着目をしていきます。

イラショナルビリーフは考え方のクセですので、これ自体が悪いわけではありません。本人もこれによって生きにくい思いをしています。でも、人にまで我慢を強要したり、自分の考えを押し付けようとしてくる人がいたら、そっと距離を置きましょう。

イラショナルビリーフ、沢山あるのですが、詳しく説明したらそれだけでなん十分とかかるので、一部だけご紹介します。

マイナス思考

良いことを無視して、何でも悪い出来事にすり替えて考えます。
例えば、衣食住には困っていないのに、自分が欲しい洋服が買えなかっただけで「貧乏だから不幸だ」と考えたりします。

拡大解釈・過小評価


自分の短所や失敗を大げさに考えて、長所や成功を過小評価します。上手く行ったことは「まぐれ」で、悪いことは「ああ、やっぱり」と考えます。受験で落ちたら「もう人生終わり」。受かったら「まぐれだよ」と考えます。

すべき思考

何かをやろうとする時、「~すべき」「~すべきでない」と考える固まった思考です。「母親なんだから子どもと長い時間を共にするべき」「掃除はこまめにするべき」「料理は手を抜いてはいけない」など、凝り固まっていて柔軟性がない考え方です。

結論の飛躍


特に確かな理由もないのに、深読みや先読みをして、悲観的・否定的な結論を出してしまいます。挨拶が返ってこなかっただけで、「私はあの人に嫌われているに違いない」と考えたり、転職中に1社落ちただけで「もう私を雇ってくれるところはない」と考えます。


感情的決めつけ


論理的にどうかよりも、感情的にものを言うことをさします。
例えば、「俺も我慢しているんだから、お前も我慢しろよ」

なぜあなたが我慢していることと、私が我慢しないといけないことがイコールなのかをお聞きしたい。って感じですよね。

でも、この「俺も我慢しているんだから、お前も我慢しろよ」。めちゃくちゃ日本人に多いです。
余談ですが、日本の環境的に、自然災害が多いので輪を乱す人がいたら、集団で命に関わるから、我慢を強要するような文化が生まれたんですね。
被災中は確かに輪を乱さず、我慢。というのが大人数が生き残る合理的な考えですが、こと命の危険がない職場に置いては全く意味をなさない考え方です。

マイナス思考、すべき思考、結論の飛躍、感情的決めつけなどなど、イラショナルビリーフにも沢山あります。先ほどもお伝えをした通り、イラショナルビリーフ自体が悪いわけではありません。

自分自身ではイラショナルビリーフに気付きません。なので、
カウンセラーが論理療法や認知行動療法をする時は、この、自分の中にあるイラショナルビリーフに気付くような質問を投げかけて、合理的な考えをしたらどうなるかと一緒に考えていきます。

カウンセラーは知識と、カウンセリングの手技に乗っ取ってお話を聞いていくので、相手のイラショナルビリーフに影響をされることはないのですが、
多くの場合は相手のイラショナルビリーフに影響されてしまいます。
自分まで段々とマイナス思考で、論理的ではなくて感情的な判断しかできなくなっていきます。

なので相手を変えようと思わなくて良いです。もしも関係を切りたくないくらい大事な人がイラショナルビリーフを持っていて苦しんでいる時は
カウンセリングをお勧めしてあげてください。

そんなに大事ではない人が合理的ではない考えを持っていたら、距離を置きましょう。


②マウントを取って来る人

誰々よりも高いバックを持っているとか、
誰々よりも家賃が高い場所に住んでいるとか、

物質的なモノでマウントを取って来る人。

それから、あなたより仕事が忙しいアピール。
あなたより家事・育児が大変アピールをしてくる人

別にこちらが気にしなければ良いのですが、
それを言われた瞬間はどうしてもイラっと、モヤっとしますよね。

そして基本的に、マウントを取って来る人と関わることでのこちらのメリットは無いです。つまり、時間がもったいないんですね。

マウントを取る人というのは、人と比べて自分の価値を判断していますので、そういう人が周りにいたら、自分まで人の目を気にして、人と比べて生きていくようになってしまいます。

なので関わらないほうが良いです。

③人格否定をしてくる人

分かりやすく言うと、パワハラやモラハラをしてくる人ですね。

このようなハラスメントではないにしても、
こちらが何かちょっとでもミスをした時に

「あなたっていつもそうだよね~」

「え、これ間違えるよかヤバいよ」

とミスを大きく捉えて、騒ぎ立てる人がいます。

こういう人の思考は、最初の項目「考え方が合理的ではない人」の中で出て来たイラショナルビリーフ、
マイナス思考、白黒思考、「いつもこうだ」と決めつける一般化のし過ぎに当てはまります。

本人に自覚はないものの、かなりこちらの自己肯定感を下げてきますので、
関わらないほうがいいですね。


④悪口が趣味の人

愚痴や悪口が多い人は、他人への関心が高い傾向にあります。

自分がどうかよりも、他人がどう過ごしているかのほうが気になるんですね。自分自身が幸せではないので、他人が幸せであることが許せない。
せめて自分と同じか、それ以上に不幸であれ。というような考えがあります。

でもこれも、本人には自覚がないです。

自分が幸せじゃないから、人を攻撃するんでしょう?
と言われたとて、全く自覚がないので逆上される恐れもあります。
今度は悪口の対象が変わるだけでしょう。

悪口が趣味の人は、ひたすらに何かの悪口を言いたいだけです。
自分軸ではなく、他人軸で生きている人が、人の意見を取り入れて性格を変えるのは容易ではありません。

他人を変えることはできません。
本人が気づいて、変わりたいと願うまでは、こちらはそっと距離を置いておくようにしましょう。



⑤人の時間を奪う人

人の時間を奪っていて、なおかつその自覚がある人はかなり危険ですね

平気で人を待たせたり、無料で仕事をさせようとしたり。

よくハンドメイド作家さんとか、イラストレーターさんの話であるのですが、「これ同じの欲しいから作ってください!」「似顔絵描いてください!」「え、無料じゃないんですか?」

と言われることがあります。

私もカウンセリングのお仕事をする中で、「DMではお悩み相談を受け付けていません」と言っているにも関わらず、お悩みを送ってこられる方もいらっしゃいます。

料理とか洋服とかバッグとか、現物があるサービスは「無料でいい」という思考にはなりませんが、イラストのデータや、カウンセリングなど、ネット上で完結する、現物がないサービスだと「無料にしてもらおう」と感じる人が稀にいるんですよね。

「時間」の貴重さを分かっていない人は、悪気なく人の時間を奪ってしまいます。

身近な例で言うと、
待ち合わせに遅れたり、連絡なしに予定をすっぽかしたり、
ドタキャンしたり、無断欠勤をしたり。

こういう人が周りにいたら、関わらないようにしましょう。
でもこのタイプの人は、他の4つの特徴と比べると比較的改善されやすいです。

自分でビジネスをする機会があったり、自分が尊敬している人から「時間」の大切さを教えてもらえたりすると、行動が変わる可能性が高いです。

だから、自覚があって人の時間を奪っている人のほうが危険なんです。
まだ自覚がない人のほうが、何かをきっかけに変わる可能性があります。



人間関係を楽にする考え方

優しい人にあるあるなのが、
人と距離を置くことに対して罪悪感を持つことです。

この人といても自分の気持ちがマイナスになるから、距離を置こう

と自分で決めて距離を置いたのに、後で後悔する人も多いですね。

なので私から言いましょう。

それでいいです。

人間関係は、同じ人との関係であっても良い時もあれば悪い時もあります。二人の人生の波で、交わる時もあれば、離れる時もあるでしょう。

お互いが一緒にいて居心地が良い時に、一緒にいることができればそれで良いのではないでしょうか。


良くも悪くも人は周りの人に影響されるんですね。

なので、人の目を気にして、人の悪い部分ばかりを探そうをしている人がいたら、自分も他人の目ばかりが気になるようになります。

その逆もしかりです。

いつもパワーに溢れていて、楽しそうに仕事をしていて、人からどう見られているかなんて気にしない人が周りにいたら、自分もそうなっていきます。

この人素敵だな。この人みたいに生きたいなと思える人と出会えたら、
その人との時間を大切にしてください。

人生は長いようで短いです。
時間は有限ですから、関わってはいけない人に費やす時間はありません。

あなたが幸せになれる選択をしてください。


まとめ

①考え方が合理的ではない人
②マウントを取って来る人
③人格否定をしてくる人
④悪口が趣味の人
⑤人の時間を奪う人

今回は人生で関わってはいけない人5選をご紹介しました。
本当、「あ~いるいる」っていうような人たちでしたよね。

生活をしていく上で、必ずといっていいほど遭遇するので、
自分の考え方を変えたり、相手と距離を置いたりして
「自分」を一番に考えていけたらと思います。


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病院内だけでなく、地域で作業療法を行っていくために、切り絵作家として独立したいと思っています。精神障がいや発達障がいのグレーゾーンの方を支援していきたいと思っています。この活動を応援してくださる方がいらっしゃいましたら、詳細をご覧いただけると嬉しいです。↓


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記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。