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HSPの人はミニマリストになると楽。

HSPと聞いたことはありますか?

病気ではないですが、生まれもった特性で、脳が深く情報を処理できるため刺激に敏感な人たちのことを言います。5人に1人はHSPです。

このHSPについては過去の動画でも詳しく説明していますので、興味のある方はぜひこちらをご覧ください。

今回は、HSPはミニマリストになると生活しやすくなるよ!というお話をしたいと思います。

自分はHSPの気質を持っていて、すぐに疲れてしまう。

原因不明の疲れに襲われている。

なんだか生きにくい。

そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。HSPって何やねん?ミニマリストって初めて聞いたど!という方も、順を追ってご説明していきますので、安心してご覧ください。

この記事を読むことで、HSPの人は、疲れやすさや生き辛さが少し楽になります。この記事も動画にまとめていますので、お忙しい方はラジオ感覚でこちらをご覧くださいませ。


以下、3034文字あります。

ではさっそく本題に入ります。


HSPの特徴

まずは、HSPの人の特徴についておさらいしていきましょう。HSPは病気ではなく、生まれ持った性格気質のことです。「人一倍繊細な人」という意味です。

実は、人に限らずイヌ、ネコ、鳥、サルなど、100種類以上の動物にもHSPの気質がみられます。このことから、「繊細さ」は全ての生物の生存本能「生き残るための戦略のひとつ」であると考えられています。言い換えると、野生の勘です。

HSPという名称は、1990年代初めに心理学者エレイン・アーロン博士によって名づけられました。

1990年代って最近ですよね。30年ほど前に名称がつけられ、昨年頃から日本でも認知度がどんどん高まってきています。


なぜ最近になってHSPが注目されたのか

HSPが注目されるようになった背景には、テクノロジーの進化が密接に関係しています。

「人一倍繊細な人」に名前がついたのは1990年代でしたね。では少し、携帯電話の歴史を見てみましょう。

1980年代後半~1990年代前半、ポケベルの爆誕。

それからどんどん携帯電話は小型化していき、メッセージや電話のやり取りがいつでもできるようになりました。でもこの頃はまだ有料なので、24時間いつでも気軽にやり取りをするというよりは、本当に好きな人に、本当に伝えたいことがある時だけ電話していました。

2007年ごろからはスマートフォンの普及率が高まっていきます。

そして現在。

オンライン上で24時間誰かと繋がっています。コミュニティが重要視され、コミュニティ内では空気を読むことが必要になりました。通信速度はものすごく早いし、無料で電話もメールもできる。黙っていても毎日多くの情報が行きかっている。

脳が情報を深く処理するようにできているHSPの人はどうでしょうか。

空気を読み過ぎる勢・HSPの人たちの悲鳴が聞こえてきそうですね。HSPに注目が集まったということは、それだけ検索されているからということです。「HSP」と検索する人は往々にして、生きにくさを感じています。

では、多くの人が生きにくさを感じるようになった原因は何なのでしょう。


生きにくさが増した原因は何か

生きにくさを感じる人が増えた原因はひとえに、情報過多であるからだと言えます。

HSPの人は、情報量が多すぎて疲れています。野生の勘が鋭い人たちが、明らかに野生じゃない状況に置かれたら、疲れて当然ですよね。

それはオンライン上のこともそうですが、生活環境でもそうです。欲しいものはポチればすぐにお家に届くので、家の中のものはどんどん増えていきます。

そこでおすすめなのが、ミニマリズムの考えです。

ミニマリストの人たちは、必要最低限のものしか身につけません。要らないものは捨てて、余分な情報はカットして、自分が好きなものだけに囲まれて生活しています。

ミニマリストの人たちは持ち物も少ないですが、スマホの中身もスッキリしています。要らないアプリは入っていないし、SNSのフォロワーも、自分が興味のある人しかフォローしていません。テレビも持っていない人が多いです。結果、自分に必要な情報をインプットすることができます。

このミニマリストの人たちの生活を真似すると、どうなるでしょうか。


生活の中で受ける刺激が減ると思いませんか?

●HSPの人の刺激を減らすために●
①モノを捨ててみる
②SNSを整理する


自分に必要な情報を取捨選択して、要らないものは全部捨てることで、刺激を圧倒的に減らすことができます。


①モノを捨ててみる

モノはそこにあるというだけでエネルギーを発しています。モノの形状を把握する時やモノとの距離間を掴む時、私たちの脳は一生懸命働いて、モノの情報を処理しています。

だからモノが減ると、脳が情報を処理する回数を減らすことができます。

脳が情報を処理する回数を減らすことで、あなたが疲れるのを防ぐことができます。


②SNSを整理する

自分に興味のない投稿をする人をフォローしていませんか?別にあなたが情報疲れしていなければ良いのですが、好きな人の投稿が興味のない投稿に埋もれていませんか?

また、見ると暗い気持ちになるような投稿をしている人をフォローしていませんか?

SNSを、自分の好きな投稿の世界だけに整理すると、情報量の多さに疲れずに済みます。

今は検索もSNSでされる方が多いですよね。私は旅行先の美味しいものを探す時はInstagramを使いますし、災害情報はTwitterを使っています。自分が情報を仕入れている場所・検索する場所を整理しておくことで、情報過多になるのを抑えることができます。


とはいえ、この時代に生まれたからには昔と比べると圧倒的に情報量は多いです。完全に刺激をシャットダウンすることはおそらく無理でしょう。自分に必要なものを取捨選択する能力を身に着けることで、生きにくさを少しでも解消していければと思います。


まとめ

HSPの人は、ミニマリズムの考えを身に着けることで生きにくさを減らすことができます。

①モノを捨ててみましょう。

②SNSを整理しましょう。

そうして刺激を受ける量を減らすことで、脳の働きすぎを防ぎます。もちろん、それだけでは完全に楽になることは難しいかと思います。

でも、心の健康を作るのに特効薬はないので、できることからやっていきましょうね。心の健康を作るのも筋トレと同じです。毎日できることから少しずつやっていくしかありません。


HSPの人が1番疲れを感じているのは人間関係の部分かと思います。それはまた今後の記事で投稿していきたいと思いますので、フォローお願いします。


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ありがとうございました!

記事を読んでくださりありがとうございました。辛い思いをしている人が少しでも楽になりますように。