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【保存版】お客様への年始の挨拶はいつが良いでしょうか

正月三が日が終わろうとしているのですが、ホステスの皆様はお客様への新年のご挨拶のご連絡(以下「あけおめメール」)は済みましたでしょうか。クラブにお越しいただいているお客様は大体が既婚者なので、三が日って家族で過ごされている方がほとんどかなと予想されるのでタイミングが難しいですよね。
この仕事を始めて15年が経つのですが、私が考えるケースバイケースで「一番最適な日にちはいつか」というのをまとめたので参考にしていただけたらと思います。

まず、「あけおめメール」を送るタイミングは以下の5つのパターンに分けられます。
1)大晦日から元旦に変わるのと同時
2)元旦の日中
3)2日、3日の日中
4)4日の日中
5)5日〜7日まで

では一つずつ見ていきましょう。

1)大晦日から元旦に変わるのと同時

この時間にお客様からスタンプやラインが来た人気ホステスさんも多いと思われます。来た分は返していいと思います。でも無難に行くならこの時間、深夜で自宅や旅先で年越しされていると思われるので、こちらから「あけおめメール」は必要ないかなと思います。
しかし中には、「週2,3以上連絡とってます」とか「この人太客なんです」という人はこの時間に送るのが鉄板です。これは任務というかもはやミッションです。
そして「この人はこっちから送らないと拗ねそう」こういう人も、この辺りだと思います。普段の連絡の頻度や重要度によっては年越しに送るのはアリかなと思います。

2)元旦の日中

さて問題はここからです。お正月はホステスの皆さんも骨休めでウダウダしたいですよね。しかもお客様からは「三が日は家族でいるから連絡するのは非常識」という方も少なからずいらっしゃいます。

では過去の私はというとママになる前は、この日に「送られても迷惑じゃなさそう」という人全てに送っていました。旅先でも、海外でも必ず1日は4時間くらい時間をとって仕事をしていました。
というのも、当時私はほとんどのお客様に週に2,3回連絡を取るくらいマメホステスだったので、私的営業カレンダー通りに行くと

28日or29日
「今年もありがとうございました、来年もお願いします」締めのメール
1日
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」挨拶メール
5日
「明日からお店が始まります。よろしくお願いします」お店が開くリマインドメール
と、普段の連絡頻度をそのまま落とし込んだ結果が、この正月のルーティーンになっていたからです。

なので、色恋じゃなくちゃんとしたお客様を増やしたい、売上1位維持したい、今年は1位を目指したいという方は1日にメールするべきだと思っています。あと独身のお客様にもこの日で大丈夫です。なかなか1日に全員にメールする意識高いホステスは少ないので、元旦からメールが来たら頭ひとつ抜けている印象はあります。

3) 2日、3日の日中

これも結構早い方ですね。悪くはないです。でもこの日に送るのでしたら、結局正月休み中に送っているので1日に送る方がいいと私は考えます。
でも、決して遅くはないし悪くはないですよ。

4) 4日の日中

さて、この日。実はこの日は、1日に送るのと優劣をつけ難いくらい4日も良いと思う日です。4日は大体の会社の仕事始めです。勿論もっと遅く始まる人もいますが、この日の日中はお客様の間でも新年のご挨拶が行き交っていますので、ここに紛れるのはいいと思います。
しかも4日ってきちんとした感じがあります。遅くもなく、早くもなく無難にちょうどいいと思います。「三が日は気を遣って控えておりました」的な感じも出ているので、私の一押しはこちらです。しかも仕事や携帯から離れて自分も三が日リフレッシュもできるので、ナンバーワンを目指していなくても、仕事的にちゃんとホステス業をこなすならば、この日が良いかなと思っています。

ただ注意するのは、三が日送らないと「あいつはメールをよこさなかった」とか「遅い」とか言うお客様がいらっしゃるということです。実際お店が始まって、過去私がヘルプで座った時にそう言いながら他店の係の悪口を名指しで言って、飲まれている方を聞いたことがあります。この場合は1でも書いたように「送らないと拗ねるそうな方」認定して、来年からは見極めて三が日に送るのがベストでしょう。

あと役職ある人もこの日がいいと思います。ママは普段から忙しいですし、お客様の連絡先の数も半端ないですからね。1日にメールをしていたナンバーワン時代は連絡先を知っていた人数も300件ほどだったので1日で送り切れましたが、ママになると1000件じゃきかない人もザラにいます。ご挨拶は丁寧に、三が日空けてから優先順位が高い方順に送り始める感じで良いと思います。
ママになれば「頑張ってます感」や色恋を気にして連絡をする必要もないので、昼間の会社と同じスケジュールで動いても良い気がします。

5) 5日〜7日まで

さて、この日ですがギリギリといった感じです。お店の中には成人式の三連休が終わった後から営業開始なので、腰が重い方もいらっしゃると思いますが、昼間の会社での一般的な挨拶はこの辺りかなと思うので、お客様タイムに合わせて最低限ここでご挨拶は済ませておかないといけないでしょう。
自分の都合で社会が動いているわけじゃないですからね。お客様のことを考えてるなぁ〜と伝わるのはこの辺りまでかなと思います。これ以降になると「自分のお店に出る都合で連絡してきたな」という感じもあり、悪い印象にもなりかねないので必ず済ませておきたいですね。

その他の大事なポイント

以上私が考察する、「あけおめメール」を送るおすすめタイミングでした。そして最後にもう一つ気をつけてもらいたい大事なことは、送る内容です!
目上の方なので、A Happy new year!と入ったスタンプはNGです。友達にでも送ってください。謹賀新年、あけましておめでとうございます、辺りが無難でしょう。流石に「あけおめ」とか「ことよろ」なんて送る方はいらっしゃらないとは思いますが、短縮した言葉は目上の方へのあいさつでは非常識です。

また、スタンプだけとか「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」だけで名前が入っていない文章もNGです。必ず名前入りで送ってください。特にLINEは一斉送信ができてしまうので、こういう文章だと手抜き感が半端ないので時間を使った割に全く効果的ではないと思います。

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↑ホステスが送るこういった文章は全く無駄です。相手から送られてきても、必ず名前を入れて返しましょう。

せっかく新年の挨拶を送るのでしたら、昨年の出来事や会話した内容を何か一言でも織り交ぜて、少しの工夫で素敵な文章になるように工夫されてみてください。

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読んでいただいてありがとうございます。なるべく読みやすい文章を心がけています。コメントは気軽に残していただけたら嬉しいです。