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海外生活はローカルの友達を作ってなんぼ

アメリカ在住駐妻のcoconちゃんと一緒に作る遠距離交換note。
今回は友達の作り方について。
(と言いつつかなり間が空いてしまった…)

coconちゃんのnoteはこちら。

いや~、簡単に友達を作る方法があるなら本当に教えてほしい。
海外で友達を作るのは結構難しい。同じ日本人だからといって友達になれるわけではないし、何なら「日本人であること」以外何も共通点がない場合が多い。かといって外国人の友達をどこで作れば良いのやら、、というのは全海外在住者が一度は思ったことがあることだろう。

もちろん私もそのうちの一人。
最初はかなり苦労したバンコクでの友達作りも、今はローカルの友達にかなり恵まれ、日本人の友達だけだったら経験しづらかったことをたくさん経験できたと思っている。

そんな私が、バンコクでどのようにローカルの人と出会い、友達を作ったか、今回は紹介してみようと思う。

働く

これは駐妻の立場では難しい方も多いかもしれないけど、ビザ的に問題がないのであれば一番手っ取り早い方法だ。

ちなみに、タイの場合はビザの種類を変えればルール的には働くことが可能。配偶者の会社のルールで働けない場合が多いというのはよくある話。
それについては以前書いたnoteを読んでほしい。

私の場合、夫の会社のルール下でも働くのがOKだったから、ビザの種類を変えて2年間働いた。
駐在員として働くとどうしても「駐在員>ローカル社員」という暗黙の図式ができてしまうけど、私は現地採用の社員として働いていたから、ローカル社員と同じ目線で仕事ができて、結果すごく仲良くなれた。

バンコクの生活で仲良くしてくれたタイ人の友達はほとんど、職場の同僚として出会った人たち。タイ人は職場の同僚を家族のように大切にする傾向が強くて、それにもかなり救われたと思う。

とはいえ、会社に行けば仲良くなれるわけではなく、自分から挨拶をしまくる・雑談を楽しむ・一緒にランチに行くなどコミュニケーションを取って信頼関係を築くためにかなり努力したつもりだ。

そのおかげでタイ人の友達からは「いつも笑顔で何でも一緒に楽しんでくれる人」という、日本で生活していた時の私とは違う評価をもらった笑
こういう経験から、タイ生活を経てちょっと性格が変わったんじゃないかなとさえ思っている。

Meetupでローカルコミュニティに参加

Meetupというアプリは海外生活では欠かせないもののひとつ!
これは語学学習やスポーツなど、あらゆる目的を持って集まるコミュニティをオンライン上で探して参加できるサービス。
例えば、「バンコクでテニスをしたい人のグループ」や「バンコクのお寺を休日に回りたい人のグループ」など、様々なコミュニティを見つけることができる。

私はバンコクで暮らす世界各国の人と話してみたかったので、「バンコクでタイ語を勉強している外国人と、タイ人を繋ぐグループ」に参加。
英語教師をしているイギリス人、大使館勤務のトルコ人、SEとして働くメキシコ人など、普通に生活しているだけだと絶対に出会わない人たちと出会えた。何より良いのは、参加している人のほぼ全員が「タイ語を勉強したい・タイを知りたい」というモチベーションで参加しているから仲良くなりやすいこと。(稀に恋人を探している怪しい男性もいます)

私は最初に参加したMeetupグループで日本語を勉強しているタイ人大学生と知り合って、そこから友達の輪が広がって一緒にローカル屋台に行ったりカラオケに行ったりタイ料理を教えてもらったりと、たくさんの思い出が作れた。
年齢も10個ほど下のタイ人と出会えることは日常生活ではなかなかないし、何よりタイの若者が政治やジェンダーなどの問題をどう考えているかなど、真面目な話もたくさんできたことは、今のタイを理解するうえでかなり有益だったと思う。

行きつけのお店を作る

近所のカフェに週3回通っていたら、そこでバリスタをしていた10歳下のタイ人の女の子と仲良くなった。
彼女は英語を勉強中で、仕事中にちょこちょこ英語を教えてあげて。バリスタをしていてカフェが好きだった彼女と一緒に、バンコクのカフェ巡りをしたり。

他にも、ずっと行きたかったカフェに行ったらたまたまオーナーと話ができて、そこから仲良くなって、バンコク在住日本人向けのマーケティングを手伝うようになったり。

近所の紅茶屋さんに何度も行ったら覚えてもらって、日本人向けにPRを依頼されたり新商品をプレゼントされたり。

行きつけでなくても、基本的にカフェは会話が始まりやすい。
例えば「そのコーヒーいくらだった?」とか「このパン美味しかったよ」とか。
(友達にこれを話したら、「大阪の人に似てる」と言われた。大阪に引っ越そうかしら)

東京よりも圧倒的にグローバルで外国人が多いバンコクでは、外国人同士の会話が始まることも本当によくある。
カフェで友達と英語で話していると、同じく隣で英語で話していた人に話しかけられたり。同じ外国人ということもあり親近感が湧きやすく、「どこから来たの?」とか「何年タイに住んでる?」といった会話が始めやすい。

カフェにはたくさん出会いが詰まっている。と本気で思う。

インスタでフォローする

インスタで気になる方やプロダクトをフォローして積極的にコメントしていると仲良くなれることもある。
実際に食事に行くほど仲良くなった人はいないけど、イベントで話したり、インスタで頻繁にメッセージをやり取りしたり、と、何人か顔見知りになれた方がいる。

スキンケアブランドをされている方が商品をプレゼントしてくれたり、私と同じく朝ごはん好きのタイ人の方がおすすめを教えてくれたりと、いろんなコミュニケーションが取れたのはすごく楽しかった!
良い時代だなあととことん感じた瞬間。

タイ人&外国人向けの習い事に通う

バンコクには大量の習い事がある。日本人による日本人のための習い事に参加しても当然なことに日本人の友達しかできない。

日本人に限定しない習い事に参加することで知り合う人の範囲がぐんと広がる。
私はグループレッスンで有名なジムのリズムサイクリングクラス(日本ではFeel Cycleが有名ですね)に3年間通った。インストラクターはタイ人や外国人で、レッスンでの使用言語は当然のように英語。(ジムに通うようなタイ人は金銭的に余裕のある人が多いので、基本的に英語が話せる)
汗だくでレッスンを終えて人と話す気になれず友達はできなかったけど、インストラクターや受付の人と顔見知りになってインスタをフォローしあったりしている。

ローカルや外国人の友達がほしい!と思っても、家に閉じこもっていたり日本人とばかりつるんでいたりしたら、知り合うチャンスは100%ない。

誰だって友達を作るために努力しているはずだし、待っていても何も起こらない。実際私はたくさん行動してたくさん話しかけて、それで今がある。
「言語ができないし…」というのをよく聞くけどそんなの言い訳。言語なんて勉強すれば良いのだから。ペラペラになる必要は全くない。嬉しいとか楽しいとか美味しいとか、自分の感情が表現できる最低限の単語さえ知っていればあとは何とかなる。実際私のタイ語は未就学児程度だけど、英語とGoogle Translateでなんとかやっていけた。Google Translateはおそらく片言の訳になっているのだろうけど、とにかく伝われば良いと思ってる。

もちろん、日本人とだけつるんでいても生活していける。それに、その方が圧倒的に楽だと思う。

でも個人的には、せっかく海外に住んでいて日本人とだけ仲良くするなんて本当にもったいない!こんなチャンス滅多にないのだから。
その国を本当に知りたいならローカルの友達を作ろう!

誰よりもタイ生活を楽しんだと自負する私が、自身を持って↑の方法をおすすめします☺



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