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しばしカテゴリーから外れてみて思ったこと
ご訪問いただきありがとうございます。
今回の記事は知り合いに読まれたらまずい内容です。
読者様の中に知り合いがいないであろうことを、万一いても身元がバレないことを祈って掲載します…。
昨日は夕方から長男を工作クラブに連れて行きました。
月に一度、地元の図書室主催で行われる、小学生対象の工作クラブ。
たくさんの親子が福祉センター内の図書室に集まり、子ども達だけ隣の部屋に移動します。
所要時間は1時間。
その間、親は近くの薬局で買い物をしても良し、帰宅しても良し、ママ友とおしゃべりして時間を潰しても良し。
私は図書室で待つことに。
まずまず仲の良いママ友集団がいましたが、そっと本棚の方へ姿をくらませました。
小さい町だけあって、図書室の規模も小さいです。
小・中学生のときはたまに通っていましたが、高校生になると隣町の大きい図書館を利用するように。
子どもが生まれてから福祉センターに行く機会が増え、赤ちゃんコーナー目当てに何度か通いましたが、子どもが入園してからは再び足が遠のきました。
恐らく3年ぶりくらいの地元の図書室。
やはり小さい。
子ども向けの本に力を入れているらしく、その蔵書量は一般向けの本と半々くらい。
作家別の棚は単行本が向かい合う2列と文庫本は1列だけです。
それでも知らない作家が多く、タイトルを眺めているだけでワクワク。
ジャンル別の棚も実におもしろい。
さて、件のママ友集団は、赤ちゃん連れのママもいるためか、赤ちゃんコーナーで雑談中。
割と仲良くしているママ友リーダーもそこにいるため、その輪に入っても良かったのですが…
むしろ長男の今後の交友関係のためにもそちらに入って基盤を強化しておく方が良かったのですが…
蔵書への興味の方が勝ったので仕方がない。
今まで割とママ友関係をがんばってきたのですが、最近「まあ程々で良いかな…」と思えてきました。
良い人達ばかりで、話せば楽しいのですが。
楽しく会話できるよう努めて明るく振る舞うので疲れるのです。
楽しいけど疲れる。これ如何に。
疲れるのに疲れたので、適度な距離を取ろう。
べったりくっついてなくても良いよね。
そんなスタンスでいこうと思う今日この頃。
人付き合いより蔵書への興味を優先するのが、社交性の無い本来の私の姿です。
この1時間は、ママではなく一利用者として図書室に溶け込むことに決めました。
時刻は15時半。
図書館の利用者は、ママ達以外には高齢者が数名と50代くらいのマダムだけ。
各々静かにテーブルに腰掛け本を開いています。
…その中で響き渡るママ友達の甲高い笑い声ときたら。
普段から割と声の通るママさん達。
こども園や小学校や学童の話題をしながら、時折大爆笑。
私は背表紙に視線を走らせながらも、彼女達が司書さんに怒られるのではないかと内心ヒヤヒヤ。
幸い怒られはしなかったです。
司書さんが1人しかいなかったし、ママ友集団に注意するのは勇気がいるよな…。
私から注意できれば良いのですが、スマートな注意の仕方がわからない。
敵に回したくもない。
根性なしです。
司書さん申し訳ございません…。
先程も書きましたが、彼女達は良い人達です。
明るくて、社交的で、気遣い上手で…
私よりよっぽど立派な人間です。
ただ。
ただ。
図書館では静かにしてほしい…。
赤ちゃんや幼児に向けて少し抑えた声で話しかけるくらいは全然良い(私的には)。
しかし、ママ同士が普段の声量で談笑する場ではない。
自身も普段はママカテゴリーに分類される身で、偉そうに言えたことではないかもしれません。
こども園や学童のお迎えでママ友にばったり会ったら、一応おしゃべりはしますし。
たまたま子どもの学年が被っただけのママ同士で、それだけ仲良くなれたのは幸いです。
ママ同士で意見交換もしたいでしょうし、愚痴を言ってストレス発散したいでしょう。
でもTPOは弁えないと。
幼い頃から堅物で面白みのない真面目人間だった私からもう一度言わせてもらいます。
TPOは弁えてくれ。
図書室の利用者は静かな空間で文字の世界に没入するためにここに来ているのです。
気が散ってしょうがない。
集中力が足りない私のせいかもしれません。
もしかしたら他の利用者の方々は気にならないのかもしれません。
でも「ルールは守るのが当たり前」を幼い頃から刷り込まれてきた日本人の私から言わせてもらいます。
最低限TPOを弁えてくれ。
図書室では静かに。
これは日本中の小学生達が教えられるルールではないでしょうか。
小学一年生の長男も小学校の図書室デビューの際に先生に厳しく言い聞かされているはずです。
私達大人がなぜ守らない。
テンションが上がるのはわかります。
わかるけども。
どうしても普段の声量でおしゃべりしたいのなら、図書室を出たところに設置されているソファ席でぜひ。
…私もあの中にいたら、同じように談笑していたのだろうか。
図書室では静かに、とはわかっていても、一人だけひそひそ声で話していたらそれこそ感じが悪い。
朱に交われば赤くなる。
郷に入っては郷に従え。
赤信号、みんなで渡れば怖くない。
たしかにそうなっていたかもしれない。
でも幸いそうはならなかった。
願わくば、人様の癒しの時間を邪魔したくない。
子ども達に「図書室では静かにしましょう」と胸を張って言える大人でありたい。
さらに欲を言えば、他者に嫌われることを恐れずスマートに注意できる大人になりたい。
これはかなりハードルが高いかな…。
…まあなんだかんだ言いながらも、借りる本は4冊選べたんですけどね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
後半ただの愚痴になってしまいました。
お気を悪くされた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません…。
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