玉ネギの皮を剥くような作業

問題行動が表面に表れたとき、その問題行動を引き起こしている根本的な原因を探す
一つ一つの現象を過去と照らし合わせながら、自身に問いかける

それはまるで玉ネギの皮を一枚一枚剥いていくような作業
そして最奥には問題行動を引き起こす、意外な原因が潜んでいたりする
怒りは自信のなさであり、自信のなさはプライドの高さが原因だったりする

問題行動を問題とはならない程度まで小さくするには、皮を一枚剥いた程度では変わらない
何枚も何枚も剥いてようやく根本にたどり着いて、目指すべき方向が分かるものだと思う

最初の皮を剥くまでにも、長い道のりがある
まず、問題行動を問題として認識する勇気がいるし、向き合うべき本人が問題行動に気づこうとしなければ変えられない
そして、皮を剥いていく過程で露わになる事実に目を背けずに受容する強さも必要となる

今の自分には変わりたい気持ちが強くある
最後まで剥ききって、根本を見つけて向くべき方向を定めたいな

あす香