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SDS話法、PREP話法に反抗してみた

SDS話法、PREP話法とは

SDS話法

・summary(要点)
・details(詳細)
・summary(要点)
要するに、まず要点を言います。
そして、詳細を説明します。
最後にもう一度要点を言います。

PREP話法

・point(結論)
・reason(理由)
・example(具体例)
・point(結論)
要するに、まず結論を述べます。
そのあと、「なぜなら~」と理由を述べます。
次に、「例えば~」と具体例を言います。
最後にまた結論で締めます。

主にこのような受け答え方が、ビジネスシーンでは推奨されています。
ちなみに、ガチ勢から言わせると微妙に違うらしいですが、僕にはわかりません。

なぜこの話法がいいのか

なんかどっかで見たか聞いたかしたのですが、人間の脳が意外といい加減らしく、最初の30秒ぐらいしか話聞いてないらしいんです。

なので、途中で話を遮られた場合、結論を先に言っておけば、会話がどっかにいっても、とりあえず結論は言うことができます。

また、結論さえ言っておけばとりあえず会話は返せるので、途中何言ってるかわからなくなっても、結論さえ伝わっておけば、まあなんとかなったりもします。

だから、最初にビシッと結論を言って伝えるのがいいみたいです。

しかし、この話法には問題点があります

例えば、オチをきちんと用意している場合。
導入文があって、経緯があって、オチに行くような起承転結型で話そうと思った場合、SDS、PREPだといきなりオチを言うことになるのです。

ミルクボーイがSDS、PREPを使うと、
「ほなコーンフレークとちゃうやないかい!」
で始まってしまいます。

野性爆弾がSDS、PREPを使うと、永遠にネタが始まりません。

それどころか大抵の漫才師は出てきていきなり「もうええわ!」って言うことになります。

それって面白いのでしょうか?
書きながら思いましたが少し面白いかもしれません。

オチを用意してある会話の場合、一言目で聞いてる人の心を掴む必要があります。
要するに「ツカミ」ですね。そのまんまです。
「ツカミ」ができない人が多いので、SDS、PREPが浸透しているのだと思います。

やるなら徹底的に

SDSにしろ、PREPにしろ、まあ確かに理屈はわかります。

上述のように使えない場合もありますが、安定した説得力を持たせたり、結論ファーストで、とりあえず投げ返したりはできるので、テンプレ化してるのだと思います。

しかし、やるなら「ツカミ」を用意していない日本人は全員やれよとも思うのです。

大体結論ファーストじゃなくて怒られる場合は、上司が部下に何か聞いた時だと思います。

でも、その上司も取引先相手だと、結論ファーストができていなかったりします。

例えば営業部しか経験ないやつが、取引先から納期や予算を聞かれても技術部や開発部のことがわからないので、濁すかテキトーな事言って、技術部や開発部にどえらい迷惑をかけます。

こういう口がうまいだけのカスが出世するので、マネージャーもプレイヤー経験持ちなさいよと言っているのです。

極論、人間全員バカなんですよ。
なので、準備してないと、いきなり結論を確実に言うことなどあんまりできないんだと思います。知らんけど。

だから、結論を濁して会社に戻り、確認した相手も結論を濁して・・・みたいなことになり、結局破談とかになります。

そもそも日本企業にはスピード感がないのです。
社内の情報共有を密にして、取引先に何か聞かれた時点で、クラウドやらスプシやらですぐ確認して答えればいいだけなのに、わけのわからん社内マナーで出遅れます。

肌感覚であり、数値化したわけではないのですが、日本人は進め方がマジで遅いです。
遅いのがデフォルトになっているので気づいていませんが、本来は未来予測して答えを持っとくぐらいできていないとDXに追いつけません。DXって言いたかっただけです。

コロナの第一波のときも、2,3か月我慢すればいいやろぐらいにしか思っていなかった人が多かったのですが、新型ウイルスにワクチン作ろうとおもったら最低2年ぐらいは見ておくべきでした。

そして2年たった今でも解決はしていません。

私が当初言っていた「全員感染させたほうが多分被害少ないよ」は当たりだったのです。
最短2週間で終わらせられた可能性があります。

これを機にスピード感を意識しましょう。
わかったか。


まとめ


SDS、PREPを途中まで意識してましたが、怒りで我を忘れてしまいました。

よくわからん結論になりましたが、SDSもPREPも冒頭の結論とまとめの結論を一致させる必要があります。
そしたら、話としてはそれなりにまとまりますし、結論を確実に伝える事もできます。


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