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地獄が人の役に立つ


こんばんは、お久しぶりのあすです。
今日は、私の過去が違う誰かの役に立ったという話。



あの時のことは今思い出しても地獄だ。
もちろん1番辛かったのは、体調がイマイチだった息子なのだけど
付き添いで入院約1ヶ月。熱出せば個室に連行。
良くなればまた大部屋へ。
検査祭り。

入院が長引き、上の子と末っ子を見る夫。
仕事的にこれ以上は無理かもしれない、と言われ
泣きそうになりながら区役所へ相談に行った私。
「こういう制度があるけど、きょうだい一緒の施設になるなんて甘い考えはやめなよ」的な言われ方をしてまた落ち込む私(言葉遣いはもっと優しかったけど)。

家族全員で乗り切ったあの日々。
今考えても地獄の思い出。


それから数年後。
家庭で色々あったママさんが相談してきた。
こういうときどうしようって。
あの時の地獄を思い出しながら、こういう制度があるよ、でもデメリットはこれだよ、いい面はこれだよって思いつく限り説明した。

感謝された。解決したわけではないんだけれど。
それを受けて私は地獄の日々も、一生地獄ではないのか。誰かの役に立てるのか、と救われた気持ちにもなった。


地獄真っ只中の時は、そんな余裕もないから
これが役に立つとは思わなかった。
良く考えれば、すべてにおいてそうのような気がする。

子どものさみだれ不登校や、私のメンタルやられた時のこと、同居、田舎の風習…
時間が経ってみればその経験を誰かに話すことで感謝されたり、仲良くなるきっかけになったりしている。
あの時は辛かったけれど、この人と出会うためだったのか…と思うと地獄も時が経ち、人生のきっかけや転機になった。

不思議なものだ。


今、同じ場所で奮闘しているりょーこさんも
同じようなことを記事にされていた。
私は今回は地獄というマイナス表現だけれど、りょーこさんは前向きな記事😉
ぜひこちらも読んでみて。

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