節分と立春に
2024年2月3日(土)は 節分 、2月4日(日)は 立春 でしたね。
現在、ポルトガルのマデイラ島で暮らしていますが、日本の暦も大切にしながら暮らしています。
と言いつつも、節分は豆まきもしていないし、恵方巻きも食べていないんですけどね・・・。
みなさんは豆まきをして恵方巻きを食べられましたか?
豆はどこでも手に入るので、できないこともないですが「1人で豆まきしてもなぁ」と思ってやっていません。
恵方巻きは場所にもよりますが、ヨーロッパで生活をしていると節分という習慣がそもそもないので、恵方巻きは日本のようにどこでも手に入るというわけではありません。
だからと言って自分で作るのも「面倒だな・・・」と思って食べていません。
というか日本でも私の家では恵方巻きって私を含め父も母も兄弟もあまり好きではなく、節分だからといって食べる習慣がない家庭だったのであまり重視しているものでもないんですけどね。
「じゃあ、何したの?」って話なんですが、私は節分に 塩で浄化する ということに努めていました。
節分は季節と運気の変わり目
節分って豆まきをして邪気を払い、恵方巻きを食べて福を呼び込み無病息災を願う伝統行事というのが強いですが、「節分」という言葉には「 季節を分ける 」という意味があり、季節が変わる前日を指しています。
なので、もともとは四季すべてに節分は存在していました。
ですが、旧暦では立春の頃が1年の始まりと考えられていて、最も重要視されていたので「新しい年の始まり」として立春の前の節分だけが残ったと言われています。
節分は暦上だけではなく、風水・占い・スピリチュアルな世界でも「運気の変わり目、新しい年への切り替わり」のタイミングとして重視されています。
スピリチュアル的に立春は「 1年の始まり (元日) 」であり、その前日である節分は「 大晦日 」の意味があります。
大晦日なら大掃除をしようと思った節分
節分が大晦日の意味もあるなら新しい年の始まりになる立春の前に「大掃除をしよう!」となって節分は大掃除をしていました。
2023年の年末にも大掃除をしたし、引っ越しをして部屋もこじんまりとしているのであまり大掃除する場所もなかったんですけどね 笑。
でもやっぱり新しい年の始まりにはきれいにしたいし、邪気も払いたい!
特に節分は季節の分かれ目でもあるので、邪気が入りやすいとされていて、古来からお祓いなどをして悪い気を引き寄せないように儀式が行われていたんだとか。
豆まきをして邪気を払えない分、掃除しようと。
せっかくだし、邪気払いの意味でも「塩で浄化しよう!」となって、塩で掃除という名の浄化をしていました。
浄化は海の塩で
塩で浄化すると言っても使う塩はなんでもいいというものではないようです。
浄化するのには海の塩が良いそう。
日本にいた頃は岩塩を好んで使っていたのですが、浄化には海の塩がいいと知ってからは料理にも海塩を使うように。
ポルトガルに来てからは家ではずっと海塩を使っています。
浄化のためというのもあるんですが、お値段がめちゃめちゃ安い!
1番安い海塩でなんと 1kg 0,29€ 。
財布に優しすぎる。
ちなみにポルトガルで海塩を買うときは塩コーナーで 海 を意味する Marinho ( マリーニョ ) と書いてあるのが海塩です。
財布にも優しく浄化効果もある海塩を水に溶かして節分は床拭き掃除をしてみました。
気のせいなのか・・・
思い込みなのか・・・
塩水で拭き掃除をした後はなんだか空気がスッキリしているように感じました。
汚れもいつも以上に拭き取れていて床がピカピカ。
前日も床を拭いたのですが、塩水効果なのか、雑巾を洗ったときにかなり濁っていました。
塩水の効果ってけっこうすごいのかも!
浄化に関係なく週1回は塩水で床拭きはやりたい!
素材によっては塩水がダメなものもあると思うので気をつけたいところですが、塩水での床拭き掃除はおすすめです。
自分も浄化してみた
部屋の床を塩水で拭き掃除をしたら、海で自分も浄化してみました。
2024年の節分は土曜日ということもあったので、お出かけついでに海へ行ってみることに。
2023年の12月に大きな手放しがあって、気持ち的にも体調的にもしんどくて、そこから時々 アーシング をするようになったのですが、季節の変わり目に浄化としてやってみるのもいいなぁと。
私は公園の芝生を裸足で歩いたり、時々、海へ行って裸足になってビーチを歩いたり海水に足を浸けたりしてアーシングをしています。
マデイラ島のビーチは砂浜ではなく、ゴロゴロした石のビーチが多いです。
石は波で削られているので、丸くなっていて裸足で歩いても痛くはないです。
太陽の光で温められているので、むしろ温かくて気持ちいいです。
海に足を浸けますが、石の上も裸足で歩くとけっこうスッキリします。
私が住んでいるのはマデイラ島南部の Funchal ( フンシャル ) という街。
マデイラ島って『 常春の島 』として知られているので、年中暖かいというイメージを持たれている方も多いと思いますが、実は北部と南部で気温が違います。
北部は2月頃に雪が降って積もることもありますが、南部は冬でも暖かい!
Funchalは節分の日は春を通り越して日中は夏のような暑さでした。
海水温度も冬でも平均で18℃もあるので温かいんですよ。
そんな温かな海で足を浸けて節分は自分も浄化してみました。
立春はフレッシュな朝日を
大晦日にあたる節分に部屋も自分も邪気払いして浄化したら、新しい年の始まりでもある立春はフレッシュなエネルギーを取り入れることに。
2024年の立春は日曜日ということもあったので、緑豊かな庭園で朝日を浴びることにしました。
日曜日ということもあって、ゆったりとした空気が流れていました。
太陽の光もポカポカでとっても気持ちがいい!
朝はけっこう肌寒いのですが、太陽の温かさもあって春を感じるような空気でした。
朝日を浴びることは
・睡眠トラブルの解消
・幸せホルモンのセロトニンの分泌を促進する
などの効果があるので、毎朝浴びるようにしていますが、やっぱり立春は新しい年の始まりということもあって特別に感じました。
私は節分と立春、こんな感じで過ごしていましたが、みなさんはどんな節分と立春を過ごされましたか?
暦では立春は春の始まりを表しますが、まだまだ寒い日が続く地域も多いと思います。
みなさん風邪を引かないように気をつけてお過ごしくださいね。
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