3月23日、半影月食を観測しよう
来週、3月23日、半影月食という特に珍しくもない現象が観測出来る。
地球的規模でいえば、今年だけで3回もある現象。
そして、なにより、半影月食ってやつは、肉眼ではほとんどわからない。
たぶん、こうやって記事にしておかなければ、一般のニュースで取り上げられることはまずないだろう。
しかし、カメラで撮影してみれば、それなりに月食が起こっていることは分かるはずなので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
「半影月食」とはどのような現象なのか。
通常、肉眼で見て分かる月食、というのは、太陽→地球→月、と一直線に並んで、月面では皆既日食が起きています。
その周囲……月面で「部分日食」が起きている部分のことを、半影と呼ぶのです。
※通常の月食の様子(月面の欠けていない部分も半影月食中)
月食中の部分は、肉眼でもしっかり欠けて見えます。
その手前の状態、半影月食だと、肉眼ではほとんどわかりません。
ただ、写真で処理してみると……
※半影月食中の月
というわけで、肉眼ではわかりづらいものの、望遠レンズがあれば十分に確認可能なことがおわかりいただけただろうか。
食の経過はこんな感じになります
開始 3月23日 18時37分
最大食 3月23日 20時47分
終了 3月23日 22時57分
最大食分 0.801(半影)
写真に撮って分かりやすいのは最大食の20時~21時過ぎぐらいです。
一眼レフの望遠ズームを持っていれば、十分に半影食中と分かる写真が撮れるはずです!
今年3回ある半影月食の観測!(残り2回は8月18日、9月17日)
ぜひ、試してみましょう。
※というわけでいつもの投げ銭だよ!
この下に内容はないよう!!
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