水星とヘルメス

星とギリシャ神話は繋がっているシリーズ、今回は水星です!(この絵も好き~♡トップ画像はクリエイターさんたちがシェアしてくれているものをお借りできるところからシェアしております🌸)


水星とは

太陽系の惑星で一番内側を回っている惑星。なので、占星術的にみると、月の次に星座間を移動するスピードが早い。

見かけはこんな感じ↓

クレーターだらけの星、って感じっぽい。大きさは地球の五分の二くらいらしいけれど、密度が結構高いらしいよ!詳しい内容↓


急だけど、7/23(2020年)夜明け前に見えたっぽい!(私はそんなに早く起きれない!笑)


水星を支配星とする星座は、双子座と乙女座。

双子座は軽やかなコミュニケーション、情報を取って投げるが上手、乙女座はキチっとさん、お世話好き、って感じの印象かな!(←雑すぎるw)


占星術的な水星の意味

個人的な知性の傾向や、個人が工夫しようとするときの知能の使い方。神経の発達に関係し、神経組織が発達するためのプロセスや方法を水星の状態で見ることができます。

コチラの本より抜粋いたしました!↓

水星は占星術的にみる天体の中では太陽に一番近いので、スピード感が溢れている印象。

あとは、知性の部分を司る、というのはどこでも見かける表現です。自分がどんなものをベースに思考したり、考えたり、表現したりするのか?の、「ベース」をサイン(星座)から読み取る、という感じでしょうか。

水星が射手座のわたし

私の例ですが、水星は射手座です。

抽象的で理念的なことの探究に面白みを感じる。豊かな教養。この場合、必ずしも学校教育などに関係した教養とは限らず、見聞きし体験した事柄に対して幅広い理解を持つことができる。ただし知性に目的がない場合が多く、何にでも関心を向ける。いつまでも話し続ける。読書マニアも多い。

こちら⇈も上にリンクの書籍より抜粋しました。

まさに!目的なくても関心持ってしまう!!(笑)、そしてそれが幸せ!(特に目的なく知っていくのが!笑)、興味のあることはいつまでも話しできますよ~~~~(*^▽^*)


水星の記号(シンボル)

ヘルメスの伝令杖「ケリュケイオン」(ラテン語でカドゥケウス、二匹の蛇の絡んだ杖)は、現在は商売、交通などのシンボルとして用いられているが、占星術・天文学では古くから、これを図案化したものが水星の記号(☿)として用いられる。錬金術では七つの金属が惑星によって象徴され、ヘルメス/メルクリウスは水銀と関連付けられたため、水星の惑星記号が水銀の記号として使われた。(ウィキペディアより)

ヘルメスが持っていた【杖】が由来なんですね~!!


別の本からも(先日ポチったのが届いたばかりw)水星について

水星は、太陽系の中で、最も太陽に近い惑星。そのため、占星術の世界では、太陽が象徴する「意思」を、この水星が知性を使って他の人に伝えるという、いわばメッセンジャーとしての役割を担っています。
ギリシャ神話でも、水星は知恵の神さまが支配しています。水星を表す神はヘルメス。この神様はなかなかの知恵者であり、頭の回転がすばやく、非常に賢い神様でした。ヘルメスは太陽の神・アポロンからもらった魔法の杖を使って、天界、地上、冥界の三つの世界を自在に行き来することができたのです。そして占星術と同様に、神々の使いとして、さまざまな情報を伝えるメッセンジャーの役割を果たしていました。

上記はコチラ↓より抜粋しました。

自由に行き来・・・スピ風に言うと、「意識を自由に飛ばせる」って感じなのかな?そうだとすると、チャネリング能力も水星の範疇なのだろうか?それとも、チャネリング自体は別の担当で、感じたものを【言語化】する力が、水星担当、かな。後者な気がするな。ちなみにあまりにも色んなところ(事柄)に感情が反応してしまうと、(スピ的な)チャネリングはできないので(望ましいレベルではできない。できた風は結構簡単にできる。ジャッジメント多いとキャッチする側のフィルターが入った翻訳になってしまう。それは星読みも一緒ですね♪)、チャネリングとか霊視とかする人(&星読みする人)は【月(心・感情)の部分の癒し・完璧でなくてもいいから、少なくとも日々意識していくこと】はとっても大切な気がします。ちなみに全てのジャッジメントを無しにすることはどんな人でも難しいので、自分の何かが反応したら、それを「いったん脇に置いておく」ということをする方が多い気がします✨だから、”気づく”が大事ですね!余談でした(*^▽^*)


ヘルメス(ヘルメース)とは

オリュンポス十二神の一人。神々の伝令使、とりわけゼウスの使いであり、旅人、商人などの守護神である。能弁、境界、体育技能、発明、策略、夢と眠りの神、死出の旅路の案内者などとも言われ、多面的な性格を持つ神である。その聖鳥は朱鷺および雄鶏。幸運と富を司り、狡知に富み詐術に長けた計略の神、早足で駆ける者、牧畜、盗人、賭博、商人、交易、交通、道路、市場、競技、体育などの神であるとともに、雄弁と音楽の神であり、竪琴、笛、数、アルファベット、天文学、度量衡などを発明し、火の起こし方を発見した知恵者とされた。プロメーテウスと並んでギリシア神話のトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。(ウィキペディアより)

ヘルメスは最高神ゼウスの牛を盗んだりする策略家の面や、商売、伝令など、”頭を働かせすばやく動く”というイメージの神さまです。

水星の”太陽を回るのが他の天体らより早い”のと被りますね!そして、占星術的には水星は「知性の星」なので、そこもしっかり受け継いでいる。

ヘルメスさんネタで興味深い部分が。(個人的にw)。

エジプトの叡智と魔術の神にして書記の守護神であるトートとヘルメース/メルクリウスが習合したヘルメス・トリスメギストスは、紀元1世紀から3世紀に書かれたヘルメス文書の著者に擬せられ、アブラハムまたはモーセの同時代人とされた、伝説上のエジプトの賢者である。ヘルメス(トリスメギストス)の名は12世紀頃から錬金術と結びつけられ(このため錬金術はヘルメスの術ともいう)、ヘルメスは錬金術師の守護者にして学問や技芸の始祖であると考えられるようになった。(ウィキペディアより)

Hermes Textヘルメス文書

というのがあり、錬金術「ヘルメスの術」ともいうらしい、などと言うところがとっても惹かれるネタでありますw。こちら↓の記事にもちょろっと書いております。

ヘルメスの書は「エメラルドタブレット」が大元だろうと思っていますが、エメラルドタブレットの内容には

・錬金術
・占星術
・神働術
(巫女やシャーマン的に神(天)とつながるような術ぽい)

の、主に3つがある、というのを見かけました。

これを見た時はちょっと感動した。引き寄せの法則とかって、錬金術に当たると思うのだけど、”それだけ”ってちょっと違うよな、と思った。以前から違和感が色々あったです。(法則自体を知る事はとっても好きです!!!!💛×100個つくくらいw)

神働術はひとまずおいておいて、占星術は、内なる宇宙と外の宇宙はリンクしている、とか、わたしたちは全体の一部、とかって感じ取ることだと思うのだよね。(現代では、自分を深く知っていくのにも、占星術はとても良いツールだと思っています)

世界(人生)は、広大で限りなく広がっているもの。そしてその縮小版が、自分の内側にある。そして、上手くいく、いかない、、現実的な見える、分かりやすい結果はどちらもあって、それら全てを包み込むように生きるのが、わたしは好みであり、目指す生き方です🌈


日本の神さまでいうと・・・

知恵の神さま、と言えば、思兼神(オモイカネノカミ)さまです。アマテラスさんが岩に隠れた「天岩戸事件」wの時に、”どうやってアマテラスさんを岩の向こうからこちら側へ出すか?”を考えた神さまとして有名です。(結構マニアなファン多そうなイメージw)

出雲の国譲りの際など、誰を使わせるか?という選定などを担当しました。

秩父神社、阿智神社、戸隠神社などにお祀りされているそうです!(まだどこも行ったことない!!)

阿智村は「日本で一番星空が綺麗な村」だっただかで有名なところです。いつか行ってみたいと思いながら未だ行けていないスタービレッジ。すごく早くから予約しないと取りにくいみたいです!

オモイカネノカミさまは、タカミムスビさんの子どもらしいので、神さまの中でもかなり年長(古い)神さまに当たります!

でもヘルメスさんみたいな「お使い」とか「伝達」とか「策士」な面はあまり感じないなぁw。

戸隠神社も行ってみたいんだよなぁ~~。ちょうどnoteでフォローさせていただいている畠山由衣さんが行かれたのを先日書いてらした✨

戸隠神社、とっても魅力的です🌈


よもやま話


衝動買いした本w

画像1

私が娯楽として買う本にしてはちょっとお高いから迷ったけど、買って良かった!!めちゃくちゃ美しいです✨✨(古代の天を描いた絵から、近代の写真まで色々載っております)。


画像2

水星も♡(本来、グレーだけど、高さが分かるように着色して合成された地図写真だそうだ)。

~本文中略~
天文学と占星術は密接につながっており、著名な天文学者でも、支配者層向けに星占いを行っていた。現在では、占星術は非科学的だと考える人も多いだろう。しかし、観測技術を向上させ、天の地図作りの動機となり、天文学の発展に大きく貢献してきたのは占星術なのだ。(天空の地図、11ページより)

とても美しい本です✨癒されます✨✨


水星の話に戻りますが、水星にまつわる神さまのヘルメスは、ローマ神話のメルクリウスに該当します。メルクリウス=>Mercurius=>英語名はMercuryマーキュリー水星です。

Mercury、水銀、とも訳します。不思議なのですが、水銀って古代では害のあるものというより妙薬だとされていたのですよね。秦の始皇帝は不老不死のために水銀を摂取していた、という伝説もあります。

大仏などの塗装の金メッキは、金と水銀を混ぜて熱を加えることでできたりなど、古代から水銀は色々と活用されていたようです(もちろん、製造過程などのガスの発生等、多数の死亡例もあったりする)。

調べてみたら、工業製品では水銀の使用が不可欠なものも多数あるようです。

使い方によって諸刃の剣となる

というところは、ヘルメスさんと通づるものがありますね(#^^#)←優秀な伝令者であり、策士(だますこともしてた)という面もあった。


占星術的にみる水星がつかさどる知性も、使い方によっては両面あるのかもしれませんね。(例えば私の例でいうと、学びや知識を深めることは、自分を守るためであり、攻撃をさけるためであり、この世で生き残るための「武器や盾」のような感じだったのですが、40代すぎたあたりから価値観が変わってきて、この頃やっと、学びや知識を深めることが、生きる喜びになってきました)。


あなたの水星はどんなタイプですか??

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