火星とアレス

星(占星術)とギリシャ神話は繋がっているシリーズ。今回は火星いきますっ!

アレスとは

アレス(アーレス)とは、ギリシャ神話でゼウスとゼウスの正妻、ヘラから生まれた子どもです。ゼウスは浮気性で、たくさんの女性と関係するのですが、正妻のヘラはとても気が強い女性で、ゼウスが浮気すると、ゼウスではなく浮気相手に何かしかけてくる(恨みつらみで呪いとかね)・・・という性格の持ち主。

そんな母を持つためか(?)アレスは戦いを司る神なのですが、ちょっと攻撃的な面が強めの戦いの神らしいです。(思慮深さを持つ戦いの神(アテネの語源になった”アテナ”という女神)も別にいる)

本来は戦闘時の狂乱を神格化したもので、恩恵をもたらす神というより荒ぶる神として畏怖された。「城壁の破壊者」の二つ名がある。戦争における栄誉や計略を表すアテーナーに対して、戦場での狂乱と破壊の側面を表す。その性格も粗野で残忍、かつ不誠実であったとされる。(ウィキペディア)

ローマ神話のマールスに相当する神で、マールス→Mars(ラテン語)で、マーズ(Mars)、火星です!

Marchは三月。火星は太陽に近い順番の星「水・金・地・火・木・土」の、地球を除いた三番目。三月→March→Marsに似てる・・・って覚えるか?(笑)

アレスは好戦的で、戦いや殺しそのものを好んだ様子がうかがえるので、

火星=>熱血=>暴走すると破滅の危険=>熱意の炎を上手くコントロールするといいのかな?

って思いました!良い意味では、勢いづける星!ってイメージですね♪

火星(Mars)

自分という個人存在を対外的、社会的に打ち出す積極的な攻めの働きを持つ天体です。勇気、行動力、積極性、攻撃性などを表していますが、暴走しがちな傾向も示しています。

こちらの書籍より抜粋しました↓

戦いの神さまの星!って感じですね!!

日本の神さまでいうと何だろう・・?

戦いの神さまといえば、二柱、思いつきます。

タケミナカタノカミさまとタケミカヅチノカミさまです。

よく日本の古代の話で「出雲の国譲り」って聞きますよね?あのお話は、天の神(天津神)の神が、地上の神(国津神)から葦原中国(出雲あたり?出雲+出雲政権が関わっていたとこ全部?)を譲れ!と言って譲ってもらうお話なのですが、その、最初に天の神が

「譲ってくれなーい?天の神が治めるのが妥当っしょ?」

と言った相手は大国主さん(出雲大社のね!)だったのですが、大国主さんは

「自分じゃ決めかねるから、息子らに聞いてくれまっせ」

と言って、天の神たちは、息子の一人、事代主さんのところに行きます。事代主さんは、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんが育った地、「水木しげるロード」がある境港の近くに「美保」という地があるのですが、その美保の海辺で釣りをしていたそうな。(たぶん、争いとか嫌いで穏やかなんが好きなんかな?w。事代主さんがご祭神の美保神社、オススメです。毎日2回だったかな?お供えを外から見れて、生の雅楽(笛と太鼓だったか)に合わせた巫女舞を見聴きできます♡←以前家族旅行で美保神社の近くに宿泊し、またリピートしたい地域です。旦那と子どもらは宿の目の前の海で魚釣りにハマるw。釣れてましたよ~~。ちなみに事代主さまはよく知られている七福神の中の「エビスさま」です♪)

事代主さんと美保神社が好きすぎて余談が長くなりましたが(笑)、事代主さんは事の次第を知ったあと、天津神たちに「どーぞ」と言います。

が、もう一人の息子、タケミナカタ(建御名方神)の神さまは

「そんなの許せるかーー!!!戦えーーー!!」

と言って、天からの神、タケミカヅチ(建御雷之神)と戦います。(これが相撲の由来、という説もあり)

天のタケミカヅチさんが強すぎて、タケミナカタさんは負けてしまいます。そして地方に落ち延びます(@長野の諏訪大社

ちなみにタケミカヅチさんがご祭神で有名なのは鹿島神宮(茨城県)です。

戦いの神!というイメージでいけば、勝った方のタケミカヅチさんなのかな?でも、ギリシャ神話のアレスは戦いの神だったけど、いろんなやらかし出来事ののち、勝ってばっかりじゃないんだよねw。だから、タケミナカタさんとかぶるイメージも無きにしも非ず。

タケミカヅチさんの鹿島神宮は、鉄の剣も祀られていて、アレスもウィキペディアさんの画像だと、剣を持っている。

タケミナカタさんの諏訪大社は、風や鎌、というのがご縁が深いらしいので、どちらかというとアレスに被るのはタケミカヅチさんかな!

タケミナカタさんのいる諏訪大社の神さまの情報をみていると、鎌・農耕、とかのフレーズもあるので、どっちかというと土星のお話で書いたクロノスと被るやんけ!


火星の記号

生物学でオス(男性)を表すのと同じだけど、錬金術では鉄を表すのだそうだ。

戦いの神アレス=>と被る気がする(笑)タケミカヅチさんの鹿島神宮には鉄の剣が祀られている=>鉄の錬金術っっ=>火星記号!

覚えられんかw。

火星の記号は真ん中あたりです↓

画像1


火星が獅子座にあるわたし

心の奥深くはすんごく熱い思いがある気が小さな頃からしていますw。頼られると弱いw。めちゃ張り切ってしまう。分かりにくいけどプライド高いと思います( *´艸`)「自分が王者!」な側面がある気がしないでもないw←隠したいw


神さま余談

出雲の大国主さんは人間的(?神様的?)にとても魅力的な人だか人格的に惹かれる人だったかのようで、タケミカヅチさんが譲れって行った時より前に、天の神は「国を譲ってもらおう作戦」を2度、失敗したと言われております。過去に2度行った人(だか神)さまたちは、大国主さんの治めるところに住んでしまった。で、二度と返ってこなかった(笑)。一人(一柱)なんか、大国主さんの娘さんと結婚しとります(*^▽^*)。

おそらく、天の神は「天皇は天の神の子」というのを繋げるために”天の神”としたくて”天津神”としているだけなので、天の神もただの他地方からの侵略者だったかも?とすると、侵略者よりも大国主さんの治める国の方が治世は良かったのかも?という推測ができなくもないです。(まぁ、今の日本も大好きなので(嫌いな部分はゼロではないですが)、いいんですけどね)


火星とアレスのお話どうでしたか?ほとんど日本の神さまの話やったやんけ!というツッコミは心の中だけでお願いします(笑)。




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