土星とクロノス

星(占星術)とギリシャ神話は色々繋がってるシリーズです♪

クロノスはギリシャ神話に出てくる神で、大地および農耕の神。海王星とポセイドンの話にもチラリと出てきました↓

クロノスとは

自分の父親であるウラノスの男根を切っちゃったクロノスさんですw。ウィキペディアさんによると

山よりも巨大な巨神族テイーターンの長であり、ウラノスの次に全宇宙を統べた二番目の神々の王でもある。万物を切り裂くアダマスの鎌を武器とする。ゼウスの父親としてもよく知られており、テイーターン親族を率いてオリュンポスの神々と全宇宙を揺るがす大戦争を行った。

オリュンポスの神々、とは息子のゼウス軍団のことです。自分の父親であるウラノスを失脚させた時に、父ウラノスに「お前も自分の子どもにやられるぞ」という予言を受けたので、クロノスは自分の子どもが生まれる度に飲み込んでしまった(ゼウス以外)、そういう神さまです。(カメラの「オリンパス」という会社名はこのギリシャ神話の「オリュンポス」が由来なんだって!他にもギリシャ神話にまつわる単語や会社などたくさんあるらしい!)

ローマ神話においては、黄金時代に地上を統べた王、農耕神とする伝承もあり、収穫祭で盛大に祀られた。このことから、ローマ神話における農耕神サートゥルヌス(英語読みでサターン)と同一視される。(byウィキペディア)

サターン=Saturn=土星です。
Saturday(サタデー)は土曜日ですもんね!(覚えやすいw)

土星について

占星術で土星があるサイン(星座)やハウスは「ガーン・・」となる人が多いみたいです。なぜなら、土星は「制限・苦手」とかが代表的な意味だから。

で、土星は古典占星術(古代の占星術)においては、時代背景もあってかなりネガティブな意味合いが強かったらしいですが、現代占星術や心理占星術においては、「時間をかけて成熟する」とか「晩成」とかいう意味合いの方で使われることが多いみたいです。確かに人生前半では自分にとって「・・・」な部分かもしれませんが、人生後半になると徐々に克服できる部分である可能性が高いでしょう!

土星が7ハウスにあるわたしの例

7ハウスは結婚・人間関係を表すと言われています。確かに、20代終わり頃まで結婚する気ほとんどゼロ、結婚願望無し、ですが、急展開で30歳で結婚しましたw。日々神旦那化する旦那氏と、可愛い二人の子どもがいてとても幸せな結婚生活を送っております。

で、人間関係はというと・・・未だに苦手です(笑)。狭い範囲とか、1対1の方が好き。7ハウスでいう人間関係はどちらかというと集団や社会での人間関係です。苦手だけど、20代で社会人頑張ったおかげか、なんとかやり過ごせることはやり過ごせます。(でも社交的な人やコミュニケーション上手な人に比べたら全然ダメ(笑))

これは半ば諦めつつ、でも徐々に克服すればいっか。と思っています。土星なのでね!時間をかけていきますよ!(笑)←星に支配されなくても良いですw。

土星について理解を深められたもの

鏡リュウジさんが「土星」についての単発オンライン講座をされたことがありました。ちょっとまだ初心者のわたしには早いかな?と思ったのですが、とても興味深くて面白かったです。鏡リュウジさんが土星の講座で絶賛していたのが、リズ・グリーンさんという方で、サターン(土星)という本を出されています。

あとは、ポッドキャスト(音声)で心理占星学の先生が話しておられるのも聞いてみました。こちらのポッドキャスト↓
https://soundcloud.com/user-897980038/t7ecqsrqgtud

面白かったですよ~~🌸

神さまよもやま話

クロノスさんに話を戻しますと、農耕の神、ということでしたね。では日本の神さまで農耕の神さまは・・・と思って調べたら、「田の神」という神さまがおられるそうです。

そして、神社に祀られてる系でいうと「うかのみたまのかみ」さまと「とようけのかみ」さま。

うかのみたまのかみ(宇迦之御魂神)」さまは、皆さまよくご存じの赤い鳥居が多い「お稲荷さん」、稲荷系の神社さんはほとんどが「うかのみたまのかみ」さまがご祭神です。お稲荷さんは、お金に関してのご利益で有名ですが、昔はお金の代わりにお米を渡したり、領主の権力は石高で表したりしていましたよね。そう、どれだけ稲が豊かに実るか?が重要だったのです。そして、その豊穣を願って祀られたのが、うかのみたまのかみさまでした。

とようけのかみ:豊受大神(とようけびめのかみ)さまは、うかのみたまのかみさまと同一視される場合もあるそうですが、かの有名な伊勢神宮外宮にお祀りされています。

伊勢神宮の参拝の順番は、外宮→内宮なのをご存じですか?天照大御神が祀られる内宮は後。それは、とようけのかみの方がアマテラスより年長の神さまだからです。

ちなみに、とようけびめのかみ、と女の神さまな雰囲気が漂っていますが、神話によっては男神として描かれています。(アマテラスも本来は男神アマテル、という神話があります)。私観では、とようけのかみのアマテルも男神だろうと思っています(笑)。信ぴょう性は確証されていませんが、古史古伝の一つ、ホツマツタエではとようけのかみはとても重要な神さまのリーダー的な役割でご活躍されています。

神さまと神社好きなので、よもやま話でした。

土星の記号(マーク・シンボル)

土星って変な形のマークしていますよね?あれって、クロノスが父ウラノスの男根をバッサリやった時の鎌が由来らしいです!なんと!!!(笑)

土星の記号は一段目の右から四番目です↓

画像1


農耕の神だけに鎌・・・

他にも数字の5を表すとも。確かに「5」に似てる!言い覚えかたを思いつきました!

5に似てる・・・

地球を外した、太陽から近い惑星5番目!「水・金・火・木・土」

そこまでせんでも覚えられるって?(笑)

土星とクロノス、以前よりは親しみを持てましたでしょうか?また違うお話も、勉強ついでに書いていきますね♪

クロノスのページ(ウィキペディア)


トップの絵は一目ぼれもありますが、リンクを貼っているポッドキャストの心理占星学での土星のお話の中で、成熟の過程の話で出てきた「袋」を思い起こさせたのと、クロノスの大地と農耕の神、というので、なんか農産物ができるときの見えない土壌の豊かさを感じさせるのもあるなぁ、と勝手に感じて選びました♡ほんと、この方の絵、可愛くて好きです!

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