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新月に星を見よう

この週末6/25(土)、6/26(日)は星を見るチャンス。

月齢でいうと25.1(6/25)と26.1(6/26)となり暗い月となっています。月齢は0から30までありますが毎日ほぼ1ずつ数字が大きくなっていきます。月齢0は真っ暗な新月、月齢15は満月となり、「十五夜の月」などといって満月を楽しむ風習があります。そこから月齢が30になると再び真っ暗になり0からまた月齢が上がっていきます。

月にも月の出と月の入りがあります。今週末はそれぞれ15:37(6/25)、16:37(6/26)に月が沈んでしまいます。ただでさえ暗い月が沈んでしまうと夜空は真っ暗になります。

さらにその時の天気予報を確認すると「晴れ」の予想。しかも日本気象協会が運営している「tenki.jp」によるとこの土日の東京の星空指数が共に100となっています。

梅雨の晴れ間に月が出ていない夜は星空観察に絶好のチャンス。自宅のベランダに出て空を眺めてみて下さい。東の空には「夏の大三角」が見られます。こと座の「ベガ」は銀色に輝き、わし座の「アルタイル」は上下にも明るい星が2つあります。はくちょう座の「デネブ」ははくちょうの尾っぽを示しています。

水分の多い時期なので雲やかすみで見えないこともありますが、しばらく待機していると突然晴れたり、部分的に雲がなくなり星が顔を出したりすることもあります。また、街では明かりが邪魔をして星が見えづらいこともありますが、それでも「夏の大三角」などの1等星は比較的見つけやすいと思います。あきらめずに星を探すと素敵な姿を現してくれるかもしれません。そんな気まぐれな星と付き合うのも天体観測の醍醐味ではないでしょうか。

シンプル月齢カレンダー


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