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【実話シリーズ】私に起こった出来事① まさか・・・母の入院

前回サターンリターンってなに?ってことについて
お話ししました。

今回は、私が実際に経験したサターンリターンの出来事をお伝えします。

サターンリターンとは、
自分のバースチャートの土星の位置にトランジットの土星が
重なる時のことを指します。
今回は、私が50代後半に経験した
2回目のサターンリターンに起きた出来事です。
ピッタリと土星が重なるのは2023年2月でしたが、
その2年前から不穏な出来事が徐々に起きていました。
(惑星が接近する時の方が影響が大きく出ます)

2020年
秋のある日の昼ごろ、母から私のスマホに着信がありました。
私は普段は仕事中で電話に出られないので、母もそのことを知って
昼間に電話は滅多にかかってきません。
しかし、気づいたのは夕方、何か急ぎの用事かな?と思い
「電話くれた?」と電話してみたところ
母は私にではなく他の人にかけたはずだったと言いました。

実は、間違い電話だったのです。

しかし、その電話で「実は今入院している」ということを聞きました。

なぜすぐに知らせなかったのか、
病状はどうなのか、
なぜ入院しているのか、

私はすっかり混乱してしまいましたが
母は「大したことではないので、すぐに退院できる」
言いました。
その時は、母は心配をかけないように思って
連絡しないでいようと思っていたようです。

私もそのことを聞いた時は、「大したことなくてよかった」
と少し安心しましたが、とにかく母の様子を見に行こうと
次の日入院している病院に向かいました。

母は思ったより元気で、普段と変わりありませんでした。
足に血栓ができたため、検査入院が必要だとのことでした。

看護師さんから主治医がいると聞いたので、
詳しい話を聞きに伺いました。
すると、

「肺がんの疑いがあり、精密検査が必要です」

と言われました。
耳を疑う言葉で、何も言葉が出ませんでした。

実は、数年前に「肺血栓」で入院手術を受けていたので、
念のため肺のレントゲンを撮ったところ
がんを疑う影があったとのことです。

本人には痛みや咳き込みなどの肺がんと思われる症状はなさそうですが、
主治医によるとかなり進行している可能性があるとのことでした。

ショックでした。

そして、母にはどう伝えるのか悩みました。
その日は何も伝えず、「また来るね」とだけ伝えて帰りました。

こんな時、身近な人に気持ちを聞いてもらえたら
少しは気持ちが楽になったかもしれませんが、
私はその当時夫とは長年別居中で連絡もほとんど取っていない状況でした。
子どもに伝えても心配をかけるだけでした。
ただただ、一人で不安な気持ちになっていました。

次回に続きます。

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