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理系大学院生の筆記具事情

理系の、とりわけ理論系の大学院生の生態というのは謎が多いのかもしれないですね。

実験室で実験をするでも、野外へ行って調査するでもなく、ひたすら研究室か自宅にこもって数式やコンピュータとにらめっこしている。

これでどう研究ができるというのか疑問に思う方は少なくないことでしょう。

それはさておき、年々使う機会が減ってくるものの1つと言えば筆記具だったりするのではないでしょうか。
筆記具を使うピークは受験期で、分野によっては大学に進学してから使う機会がめっきり減ることも珍しくなく、、

一方数式をいじいじするタイプの人間は大学院生になってもなお紙とペンを相棒にしている人がほとんです(例外あり)。

さてそんな数式いじいじタイプの大学院生の筆記具事情でも紹介してみようというのが今回の記事です。


ペンケース事情


正直ペンケースは毎日持ち歩いてるわけではなくて、手ぶらで行くこともあります。

研究室においてる筆記具で間に合わせられたりするので、気分によってはそういう日もあります。

あとは気分次第でペンケースを使い回しているという具合ですね。

必需品

まずは必需品から紹介しましょう。

蛍光ペン

ゼブラのマイルドライナー

特に必要としている筆記具は蛍光ペンとシャープペンです

蛍光ペンは特に論文を読むときに使っています。
論文は英語で書かれているのですが、私は英語が苦手なので読むのに時間がかかってしまいます。

そこで重要な場所に関しては後ですぐアクセスできるように蛍光ペンで強調しておくのです。

使っている蛍光ペンはゼブラのマイルドライナーです。
結構前から使っているのですが、少なくとも当時はこの蛍光ペンが一番裏ぬけしないなーという印象でした。

シャープペン


(左から)ぺんてるのグラフ1000、カヴェコのペンシルスペシャル、三菱鉛筆の芯ホルダー

シャープペンは日によってまちまちですが、細い芯のものと太い芯のものを両方使うことが多いです。

・細い芯は書き込みに。
・太い芯は計算やメモを取るときに
使います。

芯はどちらも2Bを使うことが多いです。
減りが早いので繰り出すのが手間ですが、ハッキリとしてて見やすいというのと、筆記感が好きという理由で愛用しています。


ボールペン

アウロラのオタントット88

ボールペンは提出書類に使うことがほとんどです。
手帳や計算にも使うこともあります。

ボールペンこだわりはゲルや水性ではなく油性を使っていることでしょうか。

油性だと書き出しはかすれますし、滑らかさではゲルや水性の方が優れています。
しかし裏移りのしにくさや液だれ、筆記感の良さは油性の方が勝ると思っているという理由でこちらを使っています。


ペンケース

ペンケースはジップタイプとロールタイプのどちらかを使っています。
最近だとロールタイプの方が多いでしょうか。

ATEX ブライドルレザーペンケース

このペンケースは割と小ぶりなので中に入れるものが限られます。
少数精鋭の私にはぴったりでした。

革質がとても好みで、質実剛健という言葉が似合います。
6年使った今でもまだまだ現役です。

ステッドラー ロールペンケース

こっちはさらに使用年数が長く7-8年ほど愛用しています。

革質はATEXの方がいいのですが、その分こちらは値段が安め。
さらに容量が大きいのと使いやすさの点で勝ります。

ロールタイプのいいところは、広げることで使いたいペンをすぐに取り出せるということです。

研究室の机はそこそこ大きいので広げても邪魔にならないので、大変使い勝手がいいです。


万年筆

デルタのビンテージ(廃番)、パイロットのカスタムストライプとグランセ(どちらも廃番)、セーラーのプロフェッショナルギア

最後に万年筆についても紹介します。

必須アイテムではないのですが、毎日使っています。

用途はノート取りや手帳への書き込みです。

筆記感がたまらなく好きでよく使うのですが、手入れが大変だったりデリケートなアイテムなので気を遣います。

とはいってもやはり書き心地が良いのでどうしても使いたくなります。
万年筆はけっこう持っているのですが、好んで使っているのはPILOTの万年筆です。

なんだかんだ国産が強いなぁと思います(安いし)。


電子もいいけどやっぱり紙かな


私の周りには結構ipadを使っている人が多くて、その利便性を目の当たりにしているのですが、やっぱり紙が一番いいなぁと思います。

目が痛くなったり、電気が必要だったり、閲覧のディレイだったり。。
自分が持っていないというのと使いこなせていないという理由もあるのでしょうが、紙には越えられない壁があると思います。

それについてはまた別記事で。

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