8/6放送分【漕艇、ボートが輝いていた時代】
生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめた感動エッセイをつづっています。スタートしていよいよ5年目に突入しました。過去分も随時アップ中。目録はこちら〔21年度〕〔19-20年度〕
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22/08/06放送分
<私は今年、95 才になりました> 藤本 ハルミ 先生
大正 15 年生まれ 95 歳とは思えない、溌剌とした親しみのある声の藤本先生。これまでの講座では聞けない貴重な内容だった。その中でも考えさせられたのは次の話だった。
終戦の時のパイプをくわえた偉そうなマッカーサーに私は腹が立っている。マッカーサーの戦後政策の結果、今の日本は変になってしまった。今頃天国で満足しているだろう。
先生の歯に絹被せない語りは、私がこれまで聞いた話や本から知った認識と真逆であり驚いた。
というのも、私としては「ソ連、中国はじめ戦勝列国が露骨に利権を主張する中、天皇との面談でその威厳と謙虚さを知り、日本の独立を守り新しい日本の礎を築いたのがマッカーサーであった」と思っていたからだ。しかしこれをきっかけに、過去読み聞きした論調を思い返すと、先生の歴史認識もあったことに改めて気付いた。
私のライフワークであるボートの事に関しても、戦前の活動記録は多く残されている。大正から敗戦まで挙国一丸のもと集団スポーツとしての漕艇訓練は今では想像できないほど社会に受入れられた時代があった。その中でボートマン達の気持ちを調べてみるのも大切かもしれない。これまでにないボートを考える視点を得た。
22/08/12
アストロケン
7/30放送分【六甲とHAT神戸の海】 <前 次>coming soon...
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