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6/13放送分【見えないリズム感の訓練】

生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめたエッセイをつづっています(詳細は自己紹介)。スタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分も随時アップ中。21年度の目録はこちら

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20/06/13 放送分 (18/12/29アンコール放送)
「健康寿命は『飲み込み力』で決まる!」
浦長瀬昌宏 先生

今回は「飲みこみ力訓練法」のアンコール放送でした。前回の講座以来、朝一に水を飲む時、喉仏の上下運動を意識することが習慣になりました。訓練法には他にも2つの鍛え方があることを前回聞き漏らしており、しっかり聞かなければと反省しました。

その反省の中でいつもの漕艇での訓練のヒントがありました。

漕艇において、漕手は艇の前進力に貢献するエンジンとして力強いピストンになりきる事が求められます。そのために、足・腰・上体・腕への一連の筋肉がスムーズに連携し、最大パワーが出るように様々な筋肉トレーニングを続けます。1試合たった5、6分で終わるレースに3ヶ月~半年かけて黙々と鍛えるわけです。この筋肉訓練の成果は一目瞭然です。冬期訓練からスタートし、レガッタシーズンの夏前になると漕手はたくましい体形に変貌します

逆に鍛えにくいのは、クルー全員が完全に一致するリズムや「キャッチ」のタイミングです。これは力強い推進力を生み出すため欠かせない動作なのですが、喉仏の上下訓練と同じように、意識してもなかなか鍛えにくいのです。リズム感というのは、体の筋肉とは違い見えにくいからです。

もし指導する機会があるなら、リズム感統一の訓練で貢献できないかと思っております。研ぎ澄まされたリズムが力強く一本の矢としてゴールへ飛び込み、勝利に歓喜する姿を夢見ているのです。

20/06/21
アストロケン

6/6放送分【アリさんに変身しようとするキリギリスさん】<前 次>6/20放送分【相補うこと】

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