山崎ケイの仮定ブス幸福論を見て

昨日(今日かな?)、深夜にやってる「俺の持論」と言う番組をたまたま見ました。
色んなタレントさんが出てきて、自分なりの主義主張をプレゼンする番組です。
TEDのバラエティ版みたいなもんだと思うとちょうどいいかも。

映画だと全部書いちゃうとネタバレになっちゃいますけど、たぶんもう再放送もされなければDVDも出ないんでしょうから、見た内容を割りと細かく書きますね。

番組では「ちょうどいいブス」でお馴染みの相席スタートの山崎ケイが話し始めるところでした。
俺の中では2016年のM-1の最終決戦に残ったあの「相席スタート」(実際の順位は最下位)です。

彼女が主張する持論は「仮定ブス幸福論」。
全女性向けと前置きして話し出した内容は「自分をブスと仮定してみましょう」と言うものでした。

・世の中の女性は自分は美人ではないけど、ブスではないと思っている
・それは鏡でベストの表情を見てるから
・みなさんは地下鉄の窓にうっかり映った顔が酷かった経験はないですか?
・みなさんは、実はあの顔でいつも外を歩いています
・少なくとも、鏡の自分よりは少し劣る顔です

ここまで理詰めで話し、観覧者を引き込み、そこで「自分をブスだと仮定してみましょう」と提案します。
もし、自分をブスだと認識したとしたら、ブスはブスなりに何かをすべきだと気づくのではないか?と。

・暗い性格よりも、明るい方がいい
・料理が出来ないよりも、出来たほうが良い
・ゴミが落ちてたら、ブスだったら拾ったほうが良い。ブスなんだから。

彼女は更に持論を展開します。
美人の短所は長所になるけど、ブスは事実しか見てもらえない、と。

・美人のバカは天然、ブスのバカはバカ。
・性格の悪い美人は小悪魔。性格の悪いブスは、性格の悪いブス。

ブスはハンディキャップが有るけど、そこで諦めずに美人と違うことをすべきと、主張します。
人がしたがらないことをしましょう!と。

彼女はここで実証に入ります。

「美人はカバンが小さい。ブスはカバンが大きい」
「足立(梨花)さん、どんなカバン使ってます?」

まんまと小さいカバンを持っている足立梨花さん(笑)
そこで自分の大きいカバンの中身を紹介します。

・ヘアアイロン
・裁縫道具
・電池(単3と単4)
・頭痛薬(たぶんバファリン)
・綿棒
・毛玉取り
・絆創膏
・爪切り

いつそれが必要な人が現れるかわからないけど、年に1回ぐらいの偶然ために大きいカバンを持って歩いている。
もしブスなら気が利かないより効いたほうが良い。

そして、今年からやっている「トイレットペーパーチャレンジ」を提唱します。
「ブスなら公共の場所のトイレットペーパーを替えて徳を積め」と。

トイレは一番誰も見ていない場所で、面倒だから替えなくてもいいかって気分になる。
そう思って良いのは美人だけだ!と(笑)

そこでトイレットペーパーチャレンジです。

・空のトイレットペーパーを1回補充したら1ポイント。
・100ポイントで幸せになれる

と、ここで、番組を見てた俺がある事に気づきます。

あれ・・・?
この人の言ってること、俺とほぼ一緒だぞ。

前回も書きましたが、俺、地獄に落ちるのが嫌で、良い事やったらポイントが貰えるアプリを作れないかって考えてるんですよ。
席を譲ったらアプリに記録すると100ポイント貰える。
これをアプリ化すると、みんなが競い合って良い事するようになるんじゃないかな?と。

トイレットペーパーチャレンジとの違いは、善行の範囲が広いことと、来世利益な事ぐらい。
確かに、俺も大きいカバンに電池やら絆創膏やら色々入れて持ち歩いてますし、会社でゴミが落ちてたら積極的に拾うようにしている。

俺以外でこんな人いたの!?と言う驚きと、俺の中ではバラバラだった内容を一個の話の流れで見せられて納得させられちゃった感。
さすがは俺の中だけでの2016年のM-1の最終決戦者。

ちなみにこの持論、その後「ではそのブスって言う仮定を取ってみましょう。後に残るのは当たり前に事を当たり前に出来る素敵な女性が残る」と言う結論に至ります。
「ブスだからと諦めず、自分のMAXを叩き出せ」と。

スゲエよ、ちょうどいいブスの山崎ケイ!
さすがは俺の中だけでの2016年のM-1の最終決戦者!

あ、そうそう。
彼女のトイレットペーパーチャレンジは、Twitterの山崎ケイアカウントで報告されてます。
ポイント報告されてるだけなんですけど、なんかちょっと面白いんで御覧ください(笑)。

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