勉強を教えるときのポイント

人に勉強を教えるときに気にするべきことを忘れないように記録していくことにする

記憶への定着のための考え方とテクニック、勉強させる前にするべきこと、教えるためのテクニック


記憶への定着のためには思い出す行為、頻度、関連付け、環境が大切になる.

思い出す行為を引き出すためには解き方を見ないで解くことはが必要で、数学だと一通り流れを確認したら見ないで覚えている部分を最後まで記述して確認するという方法になる.

頻度としては大体3分、1時間、1日、1週間というように間隔をあけて思い出すことが有効で1年後にも覚えていたいなら1ヶ月の間隔をあける必要がある.(脳が認める勉強法及び分散学習より)

脳は関連付けをすることで記憶を引き出す性質を持っている.この性質のためにただ数式を覚えるよりも今までの数式とのつながりや違いを認識させることや実世界とのつながりを示すことで記憶が促される.

環境はの変化は記憶に影響する.場所を変えることによる記憶力の向上がある.同じ場所で勉強を続けるよりも色々な環境で勉強した方が記憶力は向上する.さらに思い出す環境に近い環境で勉強すると思い出せる確率の向上が確認されている.つまり大学受験をするなら大学の講義室で他にも多くの学生が等間隔で勉強している環境を作ることがベストとなる.(脳が認める勉強法より)


勉強の前にするべきこととして環境の整備、ワークスペースの確保がある

集中力につながる要素として周りの人間の集中度合いと集中を乱すもの(ex.スマホ)が手に取りやすいかどうかがある.周りの人間が集中していると自分の集中力が上がることが確認されている.受験はチーム戦となる要因はここにあるのかと思う.だから集中している人が集まる場所で勉強させることが大切.また、自分の興味が分散する環境では集中が続きにくくなることも確認されている.だからまずは机をすっきりさせる必要がある.(ヤバい集中力などの本)

ワークスペースとは情報を処理するために使う頭のことである.人は悩み事などを抱えていると使えるワークスペースが小さくなり計算能力や短期記憶力の低下につながる.このスペースを広げるにはやらなきゃいけないことを減らしたり悩みを減らすことが大切.けどそれが難しい時は1次的にワークスペースを広げてから勉強する方法を使うといい.その方法は気になることをひたすら紙に書くこと.これで改善することが確認されている.ルーティーンワークも似た効果があるので悩みを紙に書くことをルーティーンにするのがいいのではないだろうか.


教えるための要素とテクニック

教える人へのイメージで学習効率が変化するので先に解いて準備するなどと戸惑わないための準備が必要.

イメージが沸くことで関連付けにつながるので図を積極的に使う.

ミスした部分を記録してもらうことでテスト前に確認するポイントがしぼれる.

ひっかけ問題は1度引っかかってもらう.感情が動いたことは記憶に残りやすいことがわかっているので悔しさをあたえる.

勉強への意欲を促すためには勉強しなかったことでテストや受験に失敗することを想像してもらう.

テクニックの部分が薄いので色々な根拠をもとに作っていく必要がありそう.

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