昭和の夏の日の思い出(扇風機と団扇)
昭和の夏の日の思い出
(クーラーでなく扇風機やうちわの話)
扇風機は、今考えると、温かい風をただ送るだけなのに、とても涼しかった。
扇風機にあーと声をあて、震えるのを楽しむ。よくやりました。
1分くらいやると。もう満足してしまう遊び。
首振りのない扇風機もありました。
扇風機が家に来た時には、嬉しかったですね。父親が組み立てるのをじっと見てました。
それだけで親を尊敬してました。
ボタンは、止、強、中、弱。
なんかその横にもう一つボタンがあったような。思い出さないのですけれど。
強なんかつけると、母親に怒られたりしてました。電気代もったいないとか。
連続だけでなくタイマーが出てきた時は、それもまたうれしかった。
小学生の私がいます。
銭湯に行くと、とてつもなく大きな扇風機や壁にかかっている扇風機なんかもありました。
扇風機にずっとあたると死んでしまうと母親に注意されました。
記憶を辿ると、お年寄りが亡くなっていたのだと思います。ニュースで流れていました。水分が飛ばさるて死んでしまうとか。
だから、扇風機当たるもの怖かったりしてました。
まあ、これが科学的根拠があるのか、わかりませんが。
ちなみに扇風機は、1889年にアメリカで売られたそうです。日本に輸入されたのは1893年(明治26年)で、翌年には国産第1号が発売されたとのこと。1973年には普及率が90%を超えるようになったようです。
でも私、個人的にさ、寝る時に母親が団扇で扇いでくれるのも大好きでした。
お母さんが、赤ちゃんを団扇で、仰いでいる姿を見るのも好きです。
優しい愛情いっぱいの風が、赤ちゃんに注がれる。
そんな光景もあまり見なくなりました。
その時のお母さんの幸せそうな顔も素敵です。
後、団扇で、思い出すのは、縁側とかでの男同士でやる将棋や囲碁。
僕は、団扇には、将棋の方が似合ってると思ってます。
ステテコで、片膝ついての将棋をやるおっちゃんの姿。
団扇だけだと、2024年は、夏を越えられませんね。
本日、私の住む町では、31℃。
昭和なら、猛暑ですね。
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