より少ない時間で高い成果を出すために
実践!タイムマネジメント研修を読みましたので感想です。
先日、昔一緒に仕事をしていた顧客と飲む機会がありおすすめしてもらったので読みました。リンクを貼っていますが、AmazonPrimeなら現在は0円で読めるのでとりあえず購入しておいてもいい感じです。
この本は基本的な仕事の進め方についての本である
一言で言うならこれです。いくつかのビジネス書を読んでいたり、仕事によっては一般的な内容かもしれません。あまりビジネス書を読む機会がなければ読んでみるといいというような内容です。
本書はストーリー形式で書かれており、主人公が外部研修でタイムマネジメント研修を受けるという内容になっています。淡々と仕事の極意、のようなものが書かれているよりかは幾分理解しやすいかもしれません。一方でストーリー形式である分、特に意味のない会話が含まれています。
要約すると4つのことをいっています
言語化、短い時間を使え、過剰品質、一番はじめの目的を忘れるな
言語化とは、自分の仕事、仕事の進め方をどうのようにしているか、どういうことをしているかを言葉にして説明できるようにしろ。ということです。
なんとなくやっていること、実はうまく理解せずにやっていることを浮き彫りにしてそれらを考え直すようにしようということでした。例えば、先輩から教わった手法をそのままそのとおりに実行していたり、慣習を何故そうなっているかを考えずに慣習だから、とやっていたり。というところです。現状に満足せずに常に仕事の進め方を見直してアップデートしろって意味と受け取りました。
短い時間を使え、というのは次の打ち合わせまで30分だけど、今持っているタスクは30分だと中途半端だなぁ、となった場合にダラダラ過ごしてませんか?何かタスクを進めるにはまとまった時間が必要、だという考えのもとで行動していませんか?意外にも5分、10分で集中して進めれることがあります。
過剰品質、というのは仕事を依頼した人の求めていることを何となくで考えていませんか。求めていることをしっかりと理解せずに、自己満足で残業したり品質をあげていてもそれは顧客にとって求めているものではない過剰品質ではないですか?ということです。雑な例ですが、顧客がラーメンを食べたい。といったときにそれが醤油ラーメンなのか、とんこつラーメンなのか、みたいな顧客のイメージを聞かずに自分の好きなラーメン屋に連れていくみたいな感じです。
解決策は、具体的にはどういうものですか?と聞くことです。
あなたは何ラーメンが食べたいんですか?
私は埼玉県草加駅にある時茂というラーメン屋さんに行きたいです。一応貼っておきますね。
最後に、一番はじめの目的とは?ですが、これは何か問題が起こったときにそれを解決する手段を考えます。問題 -> 目的 -> 手段 という形です。しかし、この集団を実行するために手段が目的かして次の集団が発生して、という形で、当初の問題、目的を忘れがちになる。という話しです。
これはよくある話しですね。私もよくそもそも何が問題なんだっけ。と振り返ることがあります。
まとめ
全体を通していいたいことはこんな感じだと思います。
細かい時間でも使える。常に自身の仕事の進め方をアップデートしろ。相手が求めていることをしっかり把握して最低限の作業 + 相手が求めていることへの付加価値をつけろ。自分がやろうとしていることの目的を把握、忘れるな。
ぶっちゃけすべては自身の仕事における問題を定義して、それを解く。という話しになります。それについては以下の本のほうが詳しいのでこちらのほうがおすすめです。
ここまで読んでいただけて感動です。よかったらスキ!もお願いします!
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