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日曜・新ことわざ辞典 (4)

ブラジル人の咳は聞こえぬ
ぶらじるじんの せきは きこえぬ

【意味】
地球の反対で鳴る音は聞こえないのでイライラしない、という意味。

【効果的な使い方】
自分の近くで同僚や他人が悪意なく大きめの咳をする、くしゃみをする、
鼻を噛む音がうるさい、独り言がうるさいなど、気になってイライラする。まずは、相手の事を「(うるせえなぁ!!)」と憎みはじめる。
そのうち、相手の一挙手一投足にイライラしてくる。
最終的には「こんな事で怒っているのは自分の心が狭いのだろうか?」と
自分が悪いと思ってしまう事に発展しがちである。

そういう精神に追い込まれた時「そっか、ブラジル人の咳は聞こえぬ、か」
と、つぶやいてみよう。
結局、相手に悪意が無いのであれば、それはシンプルに距離の問題であり
そいつも、お前も別に悪くないよ、距離が悪いんだよ。と割り切れると
ちょっと気持ちが楽になる。そういうタイプのことわざ。
割り切りが出来たら少しだけ相手から離れてみよう。


【対義語】
・外国中継のレポーターとの時間差があるやりとり


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