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スウェーデンの妊婦検診

月1更新はやっぱり無理でした。。
世のブロガーさんのようにサクサクと文章を書くことは一生できないでしょう…できる時にのんびり更新していこうと思いますので、どこかの誰かに見ていただけたらうれしいです。

さてさて、去年末の話ですが、ついに我が家に新しい家族が増えました!!出産から3ヶ月が過ぎ、やっと心と体に少し余裕が持て始めたところです。とは言っても、最初の2ヶ月は本当に辛かった。。コロナ渦のため、義両親や親戚からのヘルプを受けることができず、かといって夫は思いのほか役に立たず…お互いにイライラし、幾度となく衝突。本気で日本帰ろうかなとも思いましたが、何とか持ち直し、今はバタバタしながらも可愛い我が子との生活を楽しんでいます!

せっかく妊娠から出産までをここスウェーデンで経験したので、少しずつ記事にしていきたいと思います。今回は、スウェーデンでの妊婦検診について(※あくまで私の経験に基づいた内容です。地域によって検診の内容等が異なる場合がありますのでご注意ください)まとめてみました。

■MVCでの妊婦検診
基本的には最寄りの助産院(MVC)に、妊娠初期から中期までは4週間に一回、後期からは2週間に一回の頻度で通います。検診内容は、担当助産師さんとの簡単な問診と胎児の心音確認、時々血液検査くらいで、エコー検査はありません。

胎児の心音は、助産師さんが昔ながらの木製の筒⁈を使って心臓の位置を探し出し、お腹のその部分にちょこっとだけジェルを塗って、機械(映像はなく、音だけをひろうもの)で音を聞かせてくれます。初めての検診で、助産師さんが木製の筒をお腹に当て始めたときは、かなり驚きました。とってもアナログ…!

日本の妊婦検診では、毎回エコー検査があり、赤ちゃんをモニターで見ることができますよね。スウェーデンでは、MVCとは別の専門機関で、妊娠期間に合計1〜2回(人によって3回)エコー検査を行います。私も一度こちらで検査をしましたが、時間をかけて丁寧に診てくれたのが印象的でした。回数が少ないので、一回の検査でかなり細部まで診ているようです。

ただ、私は25週まで日本の病院に通っていたので、これまで毎回楽しみにしていた赤ちゃんの映像が見れなくなってしまい、とても残念でした。一般的に超音波は(少なからず)胎児に影響があるので、スウェーデンではその影響を最小限にするためにエコー検査が少ないのだそうです。あとは、やはり妊婦検診自体が無料なので、ドクターや専門機関のスタッフの人件費の兼ね合いで、そこまで何回もできないんだろうと思います。

妊娠中はずっとMVCのお世話になりますが、出産自体は総合病院(※出産については次回)で行います。出産後、会陰縫合部の治り具合や、膣・子宮の戻り具合を確認してもらうため再訪(私は産後2ヶ月目にアポを取りました)し、これが最後のMVCとなりました。当日まで、いつもの簡単な問診だけだと思っていた私。これまでの妊婦検診で一度もパンツを脱ぐことはなかったのに、最後の一回で想定外の内診!その日に限ってピチピチのスキニーを履いて行ってしまい、かなり焦りました笑


■妊娠中に不安だったこと
妊娠中期あたりからお腹の張りと下腹部に痛みが頻繁にあり、これは切迫早産の兆候では…⁈ととても不安でした。担当助産師さんからは「張りはよくあることだからとりあえずリラックスして過ごしてみて、それでもあなたが気になるようなら出産予定の病院に電話して、ドクターにアポを取ってね。私には切迫かどうかの判断はできないのよ」と言われました。

初めての妊娠のため、これがわざわざ医師に相談するレベルなのかを自分では判断できず…さらに行ったこともない総合病院に電話するのは英語が通じたとしてもかなりハードルが高く、結局電話はしませんでした。ですが当時はちょっと散歩に出ただけでもお腹が張る状態だったので、これはヤバい…と勝手に自主安静!生まれるまでの約2ヶ月間はほとんど家で横になって過ごしました。それでも38週に生まれてきたので、やっぱり少し切迫気味だったのではと今でも思っています。

日本の妊婦検診を知っているだけに、いつでも医師に直接相談ができ、子宮頸管の長さもすぐに診てくれて、張り止めの薬も出してくれる、至れり尽くせりな日本の病院が恋しくて仕方なかったです。そんなに心配なら、あの時躊躇せずに病院に電話していれば…と今になったら思うのですが…笑 とりあえず、何事もなく無事に生まれてくれて本当良かったです。


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最近、空いた時間にスウェーデン語の勉強を再開しました!移住して半年経ったのに私の語学力はまだ3%くらいです泣。娘の謎のギャン泣きDAYは無理ですが…できるだけ毎日数分でも継続せねば✍

それでは今日はここまで。
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました!次の更新まで、Hej då!

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