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物を購入出来ない強迫観念

突然だが、私は高校生の時お小遣いが5000円だった。
5000円。どうなんだろう。一般的なのかも知れない。わからない。

しかしここにクレイジーな親特有の謎制度があった。
それはバイトが禁止でかつ、買い物に共に出ても他に何も買ってくれないのだ。
思春期に関わらず服もダサく、メイクもできず、好きなミュージシャンのライブに行くと一気にお金が吹っ飛んでしまう。この時代はCDやDVDであったが何も買えない。
私立の学校に通っていたため、周りの友人・知人は好きな物や必要な物は大体揃えている。
なのでとにかく自身が惨めで、苦しくて仕方がなかった。
今でも思い出す度に物悲しい気持ちになる。
恐らく自分が親にされていたことを私にもしていただけだと思うが、これは1番メンタルに堪えた。
まぁ、しょうがない。すぎたことだ。
今が大事である。題名に戻るが私は社会人で安定した企業にいるにも関わらず物が殆ど買えない。
しかも双極性障害にも関わらず。だ
恐らく幼少期の貧困妄想と強迫観念がまだ続いている。
まだ買ってはいけない。
買ったらお金がなくなる。
そんなわけない。わかっている。

物を買わなくて済むなら良いじゃないかと思うかもしれない。
ただ購入によるドーパミン反応が0に近く、物を購入する楽しみは一つ確実に失われている。

そして有形の代わりに無形なサービスにハマり込んでしまうのが怖いのだ。
例えばカウンセリング。一時期電話カウンセリングサービスにどっぷり浸かってしまった時期もある。

どちらにしろ自分を否定せず、幸せに生きたい。それが難しいのだけれども

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