会社を辞めたら取消されてしまう?【在留資格】
こんにちは。国際業務専門の行政書士 大西祐子です。
ひさびさに、ご質問へのご回答。
Q.会社を退職しました。3か月以上仕事が見つからないと、在留資格は取消になってしまうのでしょうか?
というお問い合わせに回答します。
単に、会社をやめて3か月経ったからといって、取消されることはないでしょう。ただし、仕事を探さずに、アルバイトに専念していたとなると話は別です。
在留資格が取り消されなくても、次の在留期間更新のときに、更新が不許可になる可能性が高いです。
在留資格の取消の理由として
「活動系の在留資格をお持ちの方が,在留資格に係る活動を引き続き3か月以上行っていない場合」
があります。
ただし、
活動を行わないで在留していることにつき正当な理由がある場合
は除かれます。
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格をお持ちの方が、会社を辞めて、就職活動をきちんとしていれば、取消される恐れはほぼないでしょう。
令和2年度に、「在留資格に係る活動を引き続き3か月以上行っていない」という理由で在留資格が取り消された「技術・人文知識・国際業務」の方は、4名です。
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格が、取り消されたのは合計29名、その内18名が虚偽申請で在留資格を得た、という理由です。
「在留資格に係る活動を引き続き3か月以上行っていない」として在留資格が取り消されたのは合計493名。内訳は、留学生が210名、技能実習生があわせて260名です。
アルバイトばかりして学校へ行かなかったり、失踪した技能実習生ということでしょう。
「技術・人文知識・国際業務」の場合、きちんと次の勤め先を探していれば取消される恐れは少ないです。ただし、在留期間更新の時には、その期間、何をしていたのか、理由書を付けておいた方が良いでしょう。
また、会社を辞めたということについては入管へ届ける必要があります。
https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/nyuukokukanri10_00015.html
オンラインでも届出することができますので、お忘れないように。
理由書の書き方が分からない、などありましたらお気軽にお問い合わせください。Line、微信、Zoomで対応いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。今日も良い一日をお過ごしください!
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