アドラー心理学の評価について
Ayakaです。
心理学というものの歴史を紐解くと、フロイト、ユングに続いて、アドラーは3人目あたりに登場します。今でこそブームですが、アドラー心理学はしばらくしたら名前を忘れてしまうほど学術的には影が薄いです。現代の心理学の中心といえば、進化心理学、文化人類学、社会学などを横断した広義の人間科学のことを指すでしょう。
私がアドラー心理学を見直すきっかけにしたのは、実業家の堀江貴文さんが、自分の考え方をそのまま言語化している、と評価したことです。ビジネスのトップの人というのは、人間の本質を捉えていなければ成功できません。そういう意味では、アドラー心理学は成功するための人の哲学が詰まっていると評価できるでしょう。
心理学の学問的存在意義は、その再現性に関する知見にあると思います。こういう実験をしてみたら、8割の人がこうしました。だから同じことをこういう場面でやってみたら、そういう結果がでるでしょう。こういう予測可能性がみんなの役に立つから心理学は存在しています。
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