2024/8/26~8/30の米国株投資の振り返りと今後の見通し
*基本無料。後半のポジションについての詳細解説はペイウォールあり。
*有料部分は次回週報まで随時更新します。(後半部分の一番下に更新内容を記載。)
2024/8/26~8/30の振り返り
今週の米国株指数はS&P500 +0.24%、NASDAQ -0.92%とハイテク中心に弱含む展開でした。
ハイテクの不調の要因は今週最も注目を集めたNVDA決算(現地時間8月28日引け後)でしょう。
売上高、EPSは市場予想を上回り、ガイダンスも市場予想を上回りましたが、成長の伸び率が次第に鈍化していること、ガイダンスの上振れ率が緩やかになってきたことなどが嫌気され今週NVDA株は-7.7%もの低下を見せました。
(前年同期比は比較対象の値が次第に厳しくなるので、鈍化してくるのは仕方ないです。)
この値動きを見ているとAI・半導体銘柄のバブル相場にはもう強気になれないと感じています。
NVDAへの期待が強すぎたという要素以外にも、メガテック決算で設備投資に対して慎重な姿勢が示されていることも懸念事項になります。
ただ市場全体に混乱が波及するほどではなく、年率換算で前期比+3.0%と速報値から上方改定されたGDPやインフレの鈍化を示す7月PCE価格指数を受けて、特にS&P 500は週後半にかけて史上最高値に接近して強気相場に突入した感じがあります。
NVDA決算というイベントを通過し、景気やインフレ指標なども安定しており、不確定要素がさらに減少してきている状況です。
来週(9/3~)のテーマ
9/2(月)はレイバー・デーで休場。
そのレイバー・デーの3連休明けは機関投資家が市場に戻ってくることからトレンド転換を来すことが多いことが知られています。
まずはどのように株価が動くか注目したいですね。
経済指標では 9/3(火)ISM製造業景気指数、9/4(水) 製造業新規受注、9/6(金)8月雇用統計などに注目です。
引き続き、米国経済や雇用の堅調さが確認できるかを見ていきたいですね。
運用成績
評価額 111,380,804円
前週比 +1,120,350円 (+1.0%)
年初来 +16,674,049円 (+17.6%)
ポートフォリオ
米国株 91.3% (VTI・VOO 80%、個別株 20%)
キャッシュ 8.7%(米ドル)
NISA枠のVTI連動投資信託: 3,318,976円/ 損益: +123,737円(+3.8%)
現物株ポジションは91%まで上がっています。
後半で紹介している好業績の個別銘柄を中心に買いを進めています。
大幅な上昇ではないですが、ひたひた上昇してきておりいい感じです。
今後の方針
IBDの市場見通しはMarket in Confirmed Uptrend(上昇トレンド)継続。
ただし、NASDAQに売り抜け日が積みあがり始めているのは少し気になるところです。
レイバー・デー明けに相場が急に動くような事態に注意は必要ですが、基本的には米国株市場は年末にかけて上昇していくと考えています。
現在の投資方針は以下の通り。
・株のポジションは91%
・投資対象は指数ETFと条件を満たした個別株
・フルインベストメントに近い状態で急落があれば適宜信用買いでポジションを取る。
おそらく指数はしばらく一進一退の展開もしくは緩やかな上昇になると思われます。
そこは個別銘柄でアウトパフォームを狙いたい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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*個別銘柄の売買を推奨するものではありません。
*実際の投資判断については自己責任でお願いします。
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