2024/6/17~6/21の米国株投資の振り返り
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2024/6/17~6/21の振り返り
今週のS&P500は+0.61%の上昇、NASDAQはほぼ横ばいとなりました。
6/19(水)の祝日での休場をはさんで、米国株市場は前半は強い上昇を見せたものの、後半は特にこれまで大幅にアウトパフォームしてきたNVDA、AVGOなどが調整したことで、NASDAQは失速し、サマーラリーの継続に不安を感じさせる展開となりました。
6月17日(月): 米国株市場はS&P500+0.77,NASDAQ+0.95%と上昇。
特にAVGOが強い上昇を見せる。フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が、年末までに1回の利下げが適切と示唆し、市場に楽観的な見方が広がる。
6月18日(火): 米国株市場はS&P500+0.25,NASDAQ+0.03%と上昇。NVIDIAが時価総額でMicrosoftを抜いて世界首位となり、フィラデルフィア半導体指数も最高値を記録。小売売上高が市場予想を下回ったものの、鉱工業生産の好調さがFRBの利下げ観測を後押し。
6月19日(水): この日は祝日のため市場は休場でした。
6月20日(木): 米国株市場はS&P500-0.25%,NASDAQ-0.79%と下落。NVIDIAが3.54%安で引け、他の半導体関連株も影響を受ける展開。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁によるインフレ率が2%まで低下させるには1、2年かかる可能性があると発言。
6月21日(金): 米国株市場はS&P500-0.16%,NASDAQ-0.18%と続落。トリプルウィッチングによりボラティリティーが高まるなか、NVIDIAの下げが続き、情報技術セクターは最大の下げを記録。
6月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.6と高水準を記録したものの、中古住宅販売戸数は減少。
まとめ
今週は半導体関連銘柄の動向が市場の中心となり、特にNVIDIAの株価変動が大きな影響を与えました。
週前半は強い上昇を見せたものの、後半はこれまで市場をけん引してきたAI・半導体関連銘柄を中心に調整局面となりました。
金曜も大きな調整とまではなりませんでしたが、NASDAQは少し休養が必要な状況と考えられます。
来週以降、サマーラリーが減速していくのかに注目したいです。
経済指標ではGDP(6/27)、PCE(6/28)を確認していきたいです。
運用成績
評価額 118,397,108円
前週比 +1,005,871円 (+0.9%)
年初来 +23,690,353円 (+25.0%)
ポートフォリオ
米国株 65.8% (VTI 65%,個別株35%)
キャッシュ 34.2%(米ドル)
*個別銘柄の利益確定・入れ替えを実施
NISA枠のVTI連動投資信託: 2,222,009円/ 損益: +253,587円(+12.9%)
(5月~月額40万円積み立て)
指数も後半調整したこともあり、評価額は先週から+0.9%と微増となりました。
6月に入ってからの資産増加が1千万円を超えており、かなり急速に相場が上げてきています。
この状況からいったん大きくアウトパフォームしている銘柄は一部利益確定をしました。
今週後半に見られた調整の兆しが来週以降も続くのかに注意していきたいです。
今後の方針
先週までの見方から一歩進み、サマーラリーの早期終了を警戒しています。
先週の時点で信用買いポジションを利益確定していましたが、今週はアウトパフォームした銘柄についてもいったん利益確定しました。
まだ市場は楽観的な見方が主流と思います。
市場は引き続き9月利下げを見込んでおり、FRBの認識との乖離は続いています。
この見方を受けて投資方針は以下としています。
・アウトパフォームした個別株の利益確定。
・キャッシュポジションをさらに増加。
・ベースとなる指数ETFと好決算個別株はホールド。
・キャッシュはMMFで運用しつつ、9-10月の調整局面で投入予定。
買いタイミングなどについてはオニール流の投資手法を参考にしています。
これらの本で学ぶことができます。
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