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2024/5/27~5/31の米国株投資の振り返り

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2024/5/27~5/31の振り返り

先週のS&P500の騰落率は-0.51%、NASDAQの騰落率は-1.10%と両指数とも6週ぶりに下落しました。

全体にややぐずついた展開となりましたが、PCEデフレーターの結果からインフレの減速が示唆されたことをきっかけに5月31日の引け前に急速に指数が上昇し、来週に向けて明るい展開を示す形になりました。

5月27日(月):米国株式市場はメモリアルデーのため休場で。

5月28日(火):S&P500+0.02%,NASDAQ+0.59%とまちまり。長期金利が上昇し、S&P 500・ダウが伸び悩む中で、NVDAの+7%の上昇を受け、ナスダック総合指数は初めて17,000を突破。

5月29日(水):米国株式市場はS&P500-0.74%,NASDAQ-0.58%と下落。材料に欠ける中、長期金利が4.6%台まで上昇し、全セクターで幅広い銘柄が下落。

5月30日(木):米国株式市場はS&P500-0.60%,NASDAQ-1.08%と続落。セールスフォースの業績予想が市場予想に届かず、同社の株価は19.7%急落。テクノロジー株が下げを主導し、特にNASDAQが大きく下落。第1四半期のGDP改定値は年率換算で前期比1.3%増と、速報値の1.6%増から下方修正されました。

5月31日(金):米国株式市場はS&P500+0.80%,NASDAQ-0.01%で引けました。月末のポジション調整などによりハイテクセクターが売られ、ややネガティブな雰囲気で場が開きましたが、引けにかけて大きく株価は上昇。FRBが重視するPCEコアデフレーター4月値が予想を下回る前月比+0.2%となり、年内利下げ観測は維持されました。

まとめ

週初はNVDAの上昇によりナスダック総合指数が史上初の17,000を突破するなどの好調さを見せましたが、週後半には調整ムードとなりました。

しかし、5月31日は引けにかけて力強く株価指数が上昇する形となり、結果的には4月下旬から力強く上昇していた米国株市場にとっては今回の調整は今後のサマーラリーに向けてエネルギーを蓄える健全な調整となったと考えられます。

6/3からの週ではISM景気指数、雇用統計などに注目。
一部の好業績の銘柄が株式市場をけん引する傾向が強く出てきており、個別銘柄の決算も確認していきたいですね。

運用成績

評価額 107,507,847円
前週比 - 3,997,955円(- 3.6%)
年初来 + 12,801,092円(+13.5%)

ポートフォリオ
米国株 97% (VTI 44%,個別株56%)
キャッシュ 3%(米ドル)
*個別銘柄の入れ替えを実施
*これとは別にVOOの信用買いポジションを維持

NISA枠のVTI連動投資信託: 2,031,481円/ 損益: +156,481円(+8.3%)
(5月~月額40万円積み立て)

私のポートフォリオも指数と同様に低調なパフォーマンスでした。
特に決算が不調であった銘柄が大きく売られることで指数よりもマイナスがきつかった週となりました。

その一方でNVDAなどの好業績銘柄は良好なパフォーマンスを維持しており、一部の銘柄に成長が集中している状況を肌で感じています。

個別銘柄投資に対するスタンスを変えていく必要があるのではないかと考え、銘柄を徐々に入れ替えていきます。

月末の引けの指数の上昇によって信用取引の買いポジションも利益を維持しており、ひと安心。

指数ETF×信用取引のトレード法はこの記事で紹介しています。

*今後、記事の内容を追加していく予定ですが、過去に購入された方は追加料金なしで更新内容を読んで頂けます。(内容更新後は販売価格を変更予定です。)

今後の方針

5/31(金)は序盤はハイテク株を中心に売られる流れでしたが、引け前に力強く指数は上昇し、S&P500,NASDAQともに25日移動平均線を上回る位置で引けました。
この1週間のぐずついた局面は健全な短期の調整で終了し、再び株式市場はサマーラリーを継続する展開が予想されます。

CME FedWatch

PCE結果でインフレがやや減速していることから、FOMCの金利水準の見通しは引き続き年内に1回の利下げの見通しが優勢となっています。
(先週から年内1回の利下げが優勢にはなってきていました。)

ただし、自分の保有株の決算内容やその後の株価の反応を見ていると、NVDAなどの一部の業績好調な銘柄が強く上昇する傾向が強まってきている雰囲気を感じます。

業績相場の中でより一層個別株の決算内容の精査が必要な状況と考えています。(あるいは資金の投入先が分からなければ指数買いでもよいかと考え始めています。)

基本的な市場への見通しは大きく変わりなし。
投資方針は以下としています。
米国株へのフルインベストメント
・個別株60%前後(決算結果による銘柄入れ替えを適宜実施)

米国株市場指数の信用買い(買いポジションはまだ維持)

買いタイミングなどについてはオニール流の投資手法を参考にしています。
この本で学ぶことができます。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

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