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酒飲みは子供の頃から決まってた。

たまに雑貨を作ってる人って「お酒は飲めなくて、紅茶とかコーヒーが好きでお酒を飲むとしても、ワインなどをスペイン料理店とかアジア系レストランなどのオサレ店でオサレ酒を飲む」というイメージを持たれることがある。

もう全く違う!こういう素敵なイメージを万が一私に持とうものなら、速攻がっかりさせてしまう。まあ、今の空空商會朝来のラインアップをご存知の方はそんなこと思われないとは思いますけども。

私は、お酒が大好きです。

お酒が強いわけではないけどお酒のある空間が好きで、お酒と一緒に食べるものが好きなのです。

私が好きなのは主に居酒屋に立ち飲み屋

地元大阪は、立ち飲み王国だそうで、なにせ「立ち飲み百貨店」で有名な阪神百貨店を有する地域です。すぐ近くの大阪駅前ビルを始め、昼から立ったり座ったりしていい大人が飲んでる様な町です。あ、場所によってはもう朝から飲んでますからね。モーニングセットがビールとアテっていう場所なので。

私はごちゃごちゃしたところで、みんながワイワイと笑って飲んでる姿を眺めるのや、そう言う中で友達とくだらない話をしているのが好きなんです。

オサレカフェでは割とプライベートを守って静かに過ごしてる方が多いんだけど、「飲み」の店は、それぞれにアルコールが入ってるもんだから調子が良くなる。テーブル席は別としても、カウンター席や、立ち飲みだと、隣の垣根がとっても低くなって、店全体が一つみたいな感じになってくる。例えばお酒の店でもオサレBARやワインの店なんかは、割とみなさん背筋が伸びて「いい大人」として振舞っている空間が多いけど、前者はどっちかといえば逆。断然賑やかで下世話でくだらない空間ですよね、でもそう言う方が人間味があって好きなんです。

こんな店は、好きな店

新しいお店でも古いお店でも、おっちゃんがわんさかいるようなお店の方が好きです。おっちゃんがいる店というのは、大抵、客あしらいのうまい、そこそこ美人なお姉さんがいたりするのがポイント。バイトの子や、店主がちょっと美人、もしくは本当に美人だったりして、(でも庶民的な美人だったりするわけで)割と口が悪くて、酔っ払いのあしらい方がうまくて嫌味がない。

こう言う人がやってるお店は、アテもそこそこに美味しくて、酔っ払いとその人のやりとりと見てるだけでお酒一杯いけちゃうくらい。

私は「飲み」の場でも人同士のコミュニケーションを見たり、楽しんだりしているわけです。

隣の人が美味しそうなアテを食べてたら「それなんですか?」ってつい聞いちゃう。聞かれたら「味見して見ます?」とか言っちゃう。多分もう二度と会わないだろうと言う人同士だけど、この場では知り合いになれちゃう。そう言うことを許してくれる空気がある様な気がするんです。

一人だろうが昼だろうが飲み屋に行って欲しい

昼から飲める様なお店がどんどん増えて開拓するのに必死だったんです。私は誰かと行くのも好きだけど、一人でふらりとその時の気分でお店に入るのも好きなので、「一人飲み推奨派」として一人飲みしてみたいけど、勇気が出ない方向けにまとめ記事やらブログやらを書いてます。

行きたいと思ってるのに「勇気が出ない」とかわからんと言うアカサカから、「こんなお店だからぜひ行ってみて」と言う目線で紹介してるところなのです。

このまとめはNEVERさんなので、9月末までしかみていただけませんけど〜

こう言う流れで、がま口作家としてのアカサカの、商品ラインに「飲み歩き水晶シリーズ」なんてものがあるのです。

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せっかく大人になったんだから、お酒や酒場と楽しく付き合って「ダメな大人」であることも受け入れられる人間になりたいものです。

子供の頃のアルバムには、お正月の着物を着た私が、若かりし頃の父てつじの横で、空になったお猪口を逆さにして覗き込んでる写真があります。「もう終わりかよ」って、2歳ぐらいの私が行ってる様だよ。。

例のコロナのせいで、酒場も片っ端からしんどい思いをされているので、なるべく行きたいとも思うし、行ってお店に迷惑かけたらあかんとも思いますよね。難しい、けど、落ち着いた頃にお店に行ったら閉店してた、ってことにはなりたくないので、何かちょこっとでも貢献していけたらと思います。


がま口作家です。作家同士の交流や、作家とお客さんとの交流ができる空間を作りたいと思ってます! 作品づくりややりたいことについて書きますのでサポートお願いします!