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さよならのラブソング - episode 41

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「たいちゃん、だから、基本的に本人の意思によるんだよ。ツガイとずっといたい人はいてもいいし、頑張って離れてみてもいいし、パートナーは学びが必要な相手とご縁があれば一緒にいたらいいの。」
サラが我に返って僕のさっきの疑問に答えた。僕は
「そうなんだ。すっごく自由なんだね。ちょっと羨ましい気もする。でも、『学び』ってツガイの間には関係ないの?」
と質問を重ねた。
「ツガイの間には関係ないよ。同じ存在だから。」
「同じ存在…?」
疑問は深まるばかり。そこにテルセンがつけ加えた。
「僕らは元々1人だったんだ。今は2人になったけど。みんなそう。ツガイがいる。」
サラもテルセンの方を向いて言う。
「りょーせいぐゆうだっけ?」
「そうだね。」
テルセンはサラに小さく答えた。

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462字
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” …忘れないで。 …誇り高き時代があったことを。 …温かく優しい世界を。 ” ある日を境に見たこともない地図にもない島に来てしまった主人…

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