さよならのラブソング - episode 32
本人は隠しているつもりだろうけど、全く隠れていないツガイへの気持ちがある意味清々しくもあり、この女の子のことが可愛くも思えた。そこまで一途になってもらえるツガイっていったいどんな人なのだろう?とも思った。それよりも「こちら側の」試験場ってことは、「あちら側の」試験場もあるということなのか?だとすると「あちら側」とは一体何なのだろう?
「エウルナさん、『こちら側』ということは、オーストラリアの方は違う道を辿っているということですか?」
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さよならのラブソング
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” …忘れないで。 …誇り高き時代があったことを。 …温かく優しい世界を。 ” ある日を境に見たこともない地図にもない島に来てしまった主人…
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