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コロナ中の我が家の本棚

コロナ自粛期間中、外出できずストレスが溜まった方はかなり多かっただろう。もちろん、我が家も大きく予定を変えることになり、ステイホーム生活だった。

ただ、私も妻も元々結構なインドア派人間だったのでそれはそれで楽しめた。

日頃、できそうで出来なかった映画、読書、創作…
(…とは言え大半は子どもたちの遊びに付き合って終わるw)

そんな中、久しぶりに読み漁ったのが「少女漫画」だった。我が家の本棚には、数年前から妻が実家より持ってきたものがずらりと並んでいる。

特に多いのは「リボンコミックス」

うん。リボン世代だもんな。(40代女子)

90年代、少年誌と言えば圧倒的「週刊少年ジャンプ」まさに黄金期だった。(ここはまた別に熱く語りたい!)

その時代、少女漫画も激戦を繰り広げていた。

個人的には「リボン」が強かったような気がしているのだが、その他にも「なかよし」「花とゆめ」「マーガレット」しまいにゃ「別マ」とか、かなり色々強いところがあったのを記憶している。(女子の方がバリエーションが豊富)

なぜ男の私が詳しいのか。話は単純で、2歳離れた妹と、買った漫画はお互いに共有する、というルールを決めていたからだ。

例えば、私からは「ドラゴンボール」が行き、妹からは「ときめきトゥナイト」がくる。ある日「聖闘士星矢」を貸せば「ねこ・ねこ幻想曲」がくる。

雑誌を買えばもちろんお互いに読み合いしていた。そんな日常だった。(意外と仲良いな)

まぁ、正直クラスメイトに話せない趣味なのだが。

「え、お前、少女漫画とか読んでんの?しかも、妹の?」

などと知れ渡ると死活問題。まさに地獄。今だとそんなこともないかも知れないが、それが思春期男子の日常だった。

そんなこんなで少女漫画「も」読む、という趣味は今でも続いている。個人的に、これはとても得したと思っている。

そう、少女漫画は面白いのだ。

少女漫画だからと言って「恋愛」一色ではないし、ファンタジー系も結構練り上げられた話もある。

ちなみに、
私が思う少年漫画と少女漫画の大きく違う点は

コマ割りだったりする。

これは結構違う。少年漫画はしっかりコマ割りが書かれていて(↓こんな感じ)

少女漫画のコマ割りは結構、曖昧だったりする。
(ときめきトゥナイト14より↓)

これは、なかなか結構面白い違いだと思う。

もしかすると、男性脳と女性脳の違いにもつながるのかも知れない。(勝手に)

例えば、女性の脳のほうが「扁桃体」と呼ばれる部分の活動が男性よりも高く、より感情的な出来事を記憶する、という報告を聞いたことがある。

コマ割りなどという「枠」を抜け出すことで、少女漫画の方がより「感情的」に訴えることができているのかも知れない。(という私の勝手な想像w)

まぁ、そんな考察はきっとどっかで語り尽くされていて、今更私が熱く語る必要もないだろうが。

ここらで、コロナ自粛中に読み返して面白かったなーというのがあるのでいくつか紹介したい。

ひとつは「花とゆめ」より

「僕の地球を守って」

これは結婚してしばらくして妻から「絶対読め」と言われ、渋々読んでまんまとハマったシリーズ。

たぶん、今回10年振りぐらいに読んだ。

ストーリーも忘れていたので、結構新鮮に楽しめた。
普通に男性も読めるし、そもそも有名な作品だ。

あとは意外と少女漫画にはギャグ漫画も多い。
個人的に、なんで少年誌に来なかったんだ!と思う少女漫画系ギャグ漫画は

お父さんは心配症

これは妹も読んでいたので、当時からゲラゲラ笑わせてもらったシリーズ。さすがにこれは友人にも薦めた(少女漫画を超えてる)

岡田あーみんは、とにかくふざけてるw
(#俺たち100%伝説も好きだったよ)

あとはウチの本棚にある中だと
やはり王道のリボンコミックス、、

池野恋先生の「ときめきトゥナイト」

まぁ、ベタベタのベタな王道ストーリーだが、やはりいい。王道は。(恋もファンタジーも、どストレート)

蘭世が人間になることを決意するシーンなんか最高です(えぇい、分かる人にだけ届けっっ!)

他にも妻の実家には当時のコミックが色々あって

例えば、

ママレードボーイ
あさきゆめみし
有閑倶楽部
動物のお医者さん
花より団子

などなど、、、。

あ、あとガラスの仮面!

結局、ガラスの仮面だけは読んでなかった(←ニセモノって言わないで)

コミックが多すぎて持って来れなかったからという理由で、結局読んでない。しかし、確かまだ連載?は続いている、という情報だけは聞いた気がする。

「こち亀」すら終わったこの時代に、まだ続いているなんて、凄すぎる。


妻は漫画を読み返すことはなく、今は「薬屋のひとりごと」の小説版をせっせと読んでいる。

そろそろ、小説も読みはじめようかな。

コロナ自粛中で、改めて本の面白さに触れて、夫婦揃ってさらに「インドア」が強くなってしまった。

まぁ、幸せに暮らしとります(笑)ということだな。

今日はそんな日々の話、でした。

追伸

やっぱり漫画は少年少女関係なく、読む方が楽しい。あの《サブカルチャー黄金期》に生まれて良かったー!

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