詩 _ 「西の空」
夏の眩しさが消えた薄い灰色の空の下
電線の上で
鳥が水浴びをするように
羽をふり
雨を落とす
さっきまで暑かったから気持ちがいいね
右側の鳥がいうと
左側の鳥が本当だねと
同じように雨を落とす
まっすぐな雨を
斜めにうけながら
飛んできた鳥が
彼らの左側にとまる
おかえり
おかえり
右側の2羽が
ぶるぶるっと体を震わせる
ただいま
閉じたばかりの羽を広げて
雨を落とす
東の空はまだ曇り空
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夏の眩しさが消えた薄い灰色の空の下
電線の上で
鳥が水浴びをするように
羽をふり
雨を落とす
さっきまで暑かったから気持ちがいいね
右側の鳥がいうと
左側の鳥が本当だねと
同じように雨を落とす
まっすぐな雨を
斜めにうけながら
飛んできた鳥が
彼らの左側にとまる
おかえり
おかえり
右側の2羽が
ぶるぶるっと体を震わせる
ただいま
閉じたばかりの羽を広げて
雨を落とす
東の空はまだ曇り空
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