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終活はいつから?

生前整理をご依頼いただく中で、終活しなきゃいけないわね…。なんて暗く話されるご依頼者様が多くいらっしゃいます。

正直、永遠に生き続ける事なんて無理です。
それなら終焉と向き合い明るく生きる方が人間らしくて私は好きです。

タイトルにも述べた『終活』はいつから?ですが、【思い立った「今」からだと思うのです。】
終活と言っても様々な事をひっくるめての総称になるのですが、これを読まれている「あなた」実際に終活をイメージするとしてまず何をしますか?

生前整理? 亡くなった後の遺品整理はどうする? 葬儀場の手配? 遺言? 介護施設を探す? お墓を探しに行く? エンディングノートを書く? 家や土地などの不動産は誰にお願いしておく?

パッと出てきたこれらの事を半年の余命宣告された今日からやる気になりますか?って事です。

「あなた」が前向きに取り組もうとしても家族や友人からはそんな縁起でも無い事をするの?頑張って生きようよ!と絶対に止められます。
実際に自分が終活をしたくても周りの人が何故か全力で阻止してくるのです。

「あなた」の終活を阻止してきた家族や友人も死期が迫ってきた時に必ず誰かにまた終活を阻まれるのです。

この連鎖を止めなければエンディングノートにアレコレ書き込んでも見てすら貰えないかもしれないですよね。

昨日もケアマネジャー様とお話してきましたが、私たち世代(40代)の理解者が少ないよ!との事でした。

私は昨年母を亡くし終活の大切さを学ぶきっかけがありましたが、親や家族が健康な時にこそ家族で気軽に終活について話せる時間を設けることも大事なのかもしれませんね。

親は子を想い、子は親を想うからこそ話しにくい内容ではありますが、いま一度『終活』について親や自分目線で物事を考えてみる時間があっても良いかもしれませんね。

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